東北の山〜鳥海山

アクセスカウンタ

zoom RSS 祓川より鳥海山一周

<<   作成日時 : 2008/05/02 02:15   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

鳥海山 鳥海山一周 祓川を起点


2008/4/29 鳥海山 晴れ

祓川 6:15 → 七ッ釜 6:58 → 舎利坂下 7:51 → 七高山山頂 8:15〜38

舎利坂滑降 8:38 → ソロバン尾根取り付き 9:13〜27→ 月山森 9:57〜10:20

千畳ヶ原 10:30〜44 →笙ガ岳方面分岐 11:44 → 賽の河原 11:50 → 奈曽渓谷上部〜11:58

奈曽渓谷上部 12:37 → 蟻ノ戸渡 13:11 →七五三掛 14:14 → 千蛇谷 14:30〜40 → 北壁基部 14:49 → 祓川 15:31

放射冷却で冷え込んだ朝、祓川周辺では、一度融けた雪が凍り、その上におととい降ったであろう新雪が積もっていた。風で積もった雪が飛ばされ、凍った部分が露出している場所では、シールが効かなかった。新雪の部分を繋いで登る。
画像


七ツ釜まではいつものコースを行くが、七ツ釜からは急な斜面を通らないように、大きく南側に進路をはずし登った。向かい風が時折強く吹き、飛ばされた雪が顔に当たり痛く、立ち止まって下を向く。舎利坂ではアイゼンの使用を覚悟していたが、1550m付近からは融けた部分が無くなり、逆にシールが効くようになった。舎利坂では26日に登った時よりもシールが効き、七高山まで登れた。山頂では日陰の部分では新しい霧氷が残っていた。遠くの山等はかすんで見えなかった。
画像


本日の予定は、、祓川から登って外輪に立ち、一旦下ってから七五三掛で千蛇谷に降り、そこから北面を通って祓川に戻るとだけ決めてあった。七五三掛までは時間の許す限り御浜周辺まで行ってから戻る事にしていた。誰もいないし、風も強く体が冷えてきたので、すぐ下る。
外輪の稜線を辿るのはいつの季節でも行けるので、今の季節しか行けないコースで下ろうと、一旦舎利坂を滑ってから外輪をトラバースして下る。舎利坂を下り始めると3人のボーダーが山頂直下まで辿り着いていた。今日の舎利坂も状態がいい。トラバースを開始して東向きの斜面につくと、ノートラックの新雪の斜面が待っていた。引力に引かれそうになる気持ちを抑え、出来るだけ高度を下げないようトラバースして先に進んだ。
少し進むと雪のつき方が全く違った。新雪は風で飛ばされ、エビの尻尾が融けて形だけは留めているような小さな雪の塊が一面に残っていた。当然、滑りには不向きであったがトラバースして滑る分にはあまり問題なかった。26日に滑った白沢川沿いの尾根が眼下に見える。

26日に見えた辺りを通過しているのだろう。


前方に藪が上から下まで繋がっていて、トラバースでは先に進めなくなった。稜線に戻るにはかなりの距離登り返さなくてはならなかった。下を見ると湯ノ台コースの尾根が確認できた。トレースがあるか探してみても見つからず、一旦滑り降りるべきか迷っていると、下から登ってくる人が見えた。近くまで滑り降りて尋ねると、湯ノ台から登られて来たそうなので、トレースを辿って下ることにした。ここがソロバン尾根であるということも確かめられた。
ソロバン尾根には新雪が残っていて滑り易く、湯ノ台から登る多くの人が通るコースであった。
下っていくと滝ノ小屋や五合目駐車場のトイレ、河原宿の小屋が見えた。ソロバン尾根の取り付きの箇所からは、シールをつけて、河原宿の前を通って月山森に向かった。河原宿のトイレは完全に出ていたが、小屋の方は屋根だけが露出しただけで、まだ雪に埋もれていた。今の時期、月山森を訪れる人は少ないが、山頂より眺める外輪〜笙ガ岳のパノラマは素晴らしく、カメラマンがよく撮影に来られるスポットである。
眼下には庄内平野、日本海が開け、月山がうっすらと確認できた。
画像


ここから千畳ヶ原に降りるには夏は幸次郎沢を下るが、今の時期下るのは厳しく、他に降りれそうなルートがなければ七五三掛まで登り返す気でいた。一箇所だけ藪が薄い箇所を下れば、月山沢の源流部を通って千畳ヶ原に安全に降りられた。千畳ヶ原から降り立ってみると、滑りたくなる斜面がたくさん見えた。
外輪を見上げて。
画像


月山森を振り返って。
画像


千畳ヶ原に降りてからは再びシールをつけ、広い雪原を進み、鍋森と鳥海湖の間を通って御浜の反対側に出た。
鳥海湖はまだ雪の下であった。御浜から鳥海湖に滑り降りる人が結構いると思っていたが、トレースは見当たらなかった。御浜には登り返さず、愛宕坂へトラバースをして向かう。トラバースをする斜面は急な上、滑落したらかなり下まで落ちてしまうので、今日のルートで一番緊張した場所である。
画像


次の目標は御浜より奈曽渓谷に向かって伸びる広い斜面を滑り、蟻ノ戸渡に近づくことであった。御浜には向かわず、鉾立コースの賽の河原を通って稲倉に向かった。
笙ガ岳方面への分岐より振り返ってみる山頂
画像


奈曽渓谷の上部まで滑り、お昼の休憩をとった。大きく切れ込んだ奈曽渓谷越しに鉾立が見えた。
稲倉岳の奈曽渓谷側、崩壊が激しい。
画像


休んでいる間、風が強くなってきた。再びシールをつけ蟻ノ戸渡を目指す。
蟻ノ戸渡付近から見る稲倉岳はモスラのような形に見えた。真近で見る蟻ノ戸渡部分はかなり痩せていた。
画像


同じく蟻ノ戸渡付近から見る山頂。千蛇谷が良く見える。
画像


千蛇谷には十数人いるのが見えた。今月の山渓で千蛇谷コースが綺麗な写真入りで紹介されていたので、多くの人が通っているものと思っていた。鳥越川コースを見下ろしたが、人はいないようだった。そろそろ下部では雪が消え、今の時期に登ってくる人は少ないようだ。
画像


七五三掛に向かうころ、南から吹く風はますます強くなっていた。
途中で、外輪から降りてきた人に小屋泊まりか聞かれたが、まだ山頂小屋は雪に埋もれているので心配して声を掛けていただいたのかもしれない。この時間に登る人は自分位だっただろう。祓川に降りますと答えたら、変な顔をされた。
何十回と通っている七五三掛だが、雪があると全く分からなくなっていた。千蛇谷に降りるルートがなかなか見つからない。千蛇谷に降りるには急斜面をトラバースしないといけないし、そのルートも不明瞭なため、多くの人は外輪コースを往来しているようだ。今から風の強い外輪コースを辿って祓川に降りるには大変である。是が非でも千蛇谷に降りなければならなかった。
降りられそうなポイントから下を覗くと、千蛇谷ははるか下に見えた。行き過ぎたらしい。戻ってまた別の下降ポイントを覗くと、夏のルートとは違うとは分かっていたが、いけそうであった。
壷足よりもスキーを履いたままのほうがより安全と判断し、スキーのまま下降し千蛇谷の5m位上に到着した。
画像


ここからは外輪に沿ってトラバースして降りられると思ったが、実際滑り降りたら、足元の雪が崩れ、ゆっくりと滑落していった。千蛇谷の上に軟着陸し事なきを得る。千蛇谷に降りてみると、数本のトレースはあったが、皆、鳥越川ルートに降りていっていた。

ここまで来れば、後は北面を滑って祓川まで下ればいいのでシールをはずす。
千蛇谷から見る七五三掛。こちらから見ても下降ポイントがよく分からない。
画像


北壁の基部を通って、康新道の尾根が切れる辺りを目指す。本日一番の滑走ポイントであった。
画像


北壁の横を通る。何人か滑った新しいトレースがあった。
画像


無事、祓川到着。無数のトレース跡。祓川本コースはさぞ、賑わったことであろうが、今日も滅多に人と会わなかった。
画像

月別リンク

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
北壁×1.5
鳥海山 祓川より北壁 ...続きを見る
東北の山〜鳥海山
2008/05/05 16:26

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
祓川より鳥海山一周 東北の山〜鳥海山/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる