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zoom RSS 祓川と湿原を堪能

<<   作成日時 : 2008/06/12 06:36   >>

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鳥海山 祓川ルート 桑ノ木台湿原(通称:ムラスギ湿原)


2008/6/8 晴れ時々曇り

祓川 7:07 → 賽の河原手前(シール登行) 7:30 → 七ツ釜 8:06 → 七高山 9:16 → 滑っては登るを繰り返す 10:02〜14:11 → 14:20 康ケルン → 祓川 14:50

 先週はまだ半分以上残っていた竜ヶ原湿原の雪は、すっかりと融けていた。
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 駐車場から板を背負って歩いた。湿原の西側にわずかに雪が残っていた。
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 途中から登山道を歩く。なるべく板を頭より高くならないようにザックに固定したので、昨年のように枝にぶつかって歩きづらいことはなかったが、逆に板が下に出たため、段差のある所では板が石に当たり、やや前傾姿勢で登った。枝に当たるよりは歩きやすかった。
 賽の河原手前から雪が繋がっていたので、シール登行に切り替える。スプーンカットまではいかないが、凹凸がある。
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 今シーズン始めて七ツ釜小屋の西側の急斜面を通ったが、シールが効いたので直登出来た。小屋の上部の雪が切れていたので、小屋の付近では板を脱ぎ、康ケルンまで登山道を歩いた。
 七ツ釜の上部より雪質が良くなる。氷の薬師の直下で大きく裂けていた以外は、ルート上にクラックはなかった。
 七高山で休憩していると、一人外輪を歩いて登って来られた。百宅から登られたというので雪の状態を尋ねると、唐獅子平小屋よりも下では雪が所々切れていて、まともに滑れるのは小屋より上部だけとの事。
 その日は6、7人が百宅コースを登ってこられた様だった。
 寝台列車あけぼのに乗って、横浜より来られたという方々とも話をした。毎年、この時期に鳥海山に登られているそうで、昨日は鉾立より登ったが天気が悪く、祓川から登った今日は晴れて良かったと笑みがこぼれていた。

 一本目は舎利坂を下って御田ヶ原方面へ。今の時期の御田ヶ原には花が咲いているのか興味があったが、雪は繋がっていないようだった。舎利坂から少し下の斜度が緩む辺りでシールを取り付け登り返す。滑ってきた舎利坂を振り返って。
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 舎利坂から百宅コースよりに登っていると、先程の横浜から来られた方々が、御田ヶ原方面に滑っていかれた。今の時期は祓川まで戻るには、そのルートでは薮が出ていると思ったが、毎年来られているというので、それを分かって滑っていかれたのだろう。途中で登り返して来られたのかもしれない。
 外輪まで登り返すと、次第に雲が上がってくるようになった。この頃になると、恐らく鉾立からだろうが、多くの登山者が見受けられた。二本目は唐獅子平小屋方面に滑った。唐獅子小屋までは滑らず、斜度が緩む辺りでまた登り返した。
 外輪に戻って昼休みをしている間に稜線より下の方には雲がかかってきていた。三本目を滑ったが思っていた以上に雲の中では見通しが利かず、一瞬でも晴れないかと少しの間立ち止まって待っていたのだが、一向に晴れそうに無かったので、また登り返した。
 登り返している途中で、晴れてきた。最後に舎利坂を滑って祓川に戻った。七ツ釜まではまだ楽しめたが、そこを過ぎてからは、足に振動が響き、ようやく滑ってきた。
 賽の河原手前から登山道に戻る予定であったが、赤い旗を辿って来たら、気付かずにそこを過ぎて下に滑り降りてしまった。途中で薮を漕ぎ登山道に戻ったが、そのまま繋がっている雪を滑り降りていくと、薮を漕がなくても登山道に楽に戻れたようだった。このルートでいけば、登山道を歩かなくても登れる事が分かった。
 
 今週末の天気次第では、今シーズンのラストになるかもと思い目一杯滑ってきたが、週末の予報では、まだ楽しめそうだ。

 祓川の戻りに、鳥海山の北面が良く見える湿原に立ち寄った。写真撮影に訪れた人々が、歩き回って湿原内の草花が踏み荒らされ問題になっている事を地元の新聞で知った。昨年までにはなかった、注意を呼びかける看板が設置されていた。今までムラスギ湿原と呼んでいたが、桑ノ木台湿原が正式な名前だと始めて知った。
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 調度、レンゲツツジが満開の時期で、湿原に着いて一面の赤い花を見た時、思わず感嘆の声を挙げた。湿原に着いた頃は鳥海山に雲がかかっていた。
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 古い踏み跡を辿って、湿原の奥の方へ進んだ。途中、新しい踏み跡が何本も枝分かれしているのが見受けられた。新しい踏み跡には入らないよう歩いて行くと、二人のカメラマンと擦違い、さらに奥に進むと三脚を据えて雲がとれるのを待っていたカメラマンが一人いた。
 さらに奥に進むと、まだ道が続いていたが、湿原が途切れ林になっていたので、それ以上は奥へは向かわず、そこでしばらく鳥海山にかかる雲がとれるのを待つことにした。
 鳥海山の北面が一望出来、手前のレンゲツツジの群落も良く見える場所であった。
 なかなか雲がとれないので、望遠で北壁を撮ったりして時間をつぶす。
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逆に鳥海山の山頂から桑ノ木台湿原を見た様子はこちら

 祓川に向かう前に、先にここに立ち寄ってから滑ろうか、先に滑ってから後から立ち寄ろうか悩んだのだが、後から来て正解だったようだ。恐らく、朝早く来れば、多くのカメラマンがフレームに入ってしまっただろう。今は、二人しかおらず、その方がフレームから外れる場所にいるので、路を外れなくてもいいポイントが見つかった。
 人が多かったら、湿原の一番奥から人が全く写らないよう撮るのは不可能だったと思った。人が写らないいいポイントを探すため、路を外れて歩き回る人がいるので枝分かれした新しい踏み跡が幾つも出来たのだろうと考えられた。残念なことである。
 雲が取れそうで取れなかったが、しばらく待って、ようやく鳥海山の北面の全貌が現れた。満開のレンゲツツジの群落の背景には北面と思い描いていた以上の景色が見られた。
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※三年振りに桑ノ木台湿原への立ち入りが部分的に開放されたので、2011年6月4日に、桑ノ木台湿原を訪れた様子こちら
※2012年、木道が全線開通した後の桑ノ木台湿原はこちら

 
 湿原を後にして、途中立ち寄ったため池には、逆さ鳥海とぽっかりと浮かぶつるし雲も写りこんでいた。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
その節はお世話になりました、横浜から寝台特急に乗って遠征してきたものです。
上り速いですねー。そして山頂からのダイナミックなターンに皆で「スゲーッ」てただただ見とれておりまいた。
鳥海山は毎年、この時季、絶対に外せませんし、挨拶なしで板など脱げません。
ご心配させて申し訳ありませんが、下まで滑ってウロコ板で上り返しました。
遠征したからには貧乏性でいっぱい滑らにゃ損ですからね〜ヽ(´ー`)ノ
また、来年の同じ時期には出没しますので、その節はよろしくお願いいたします。
よーいち
2008/07/11 23:35
よーいち様
コメントを頂いているのを気付かずに遅くなりすみませんでした。
山でお会いした方からコメントを頂くなんて、嬉しいような恥ずかしい感じです。
ウロコ板ですと登りでジグを切る機会がシール登行より多いので時間がかかりますよね。
でも、滑ってすぐに登れるのがウロコの魅力です。
私も来年はウロコデビューします。
あの時の雪質は良かったですね。
舎利坂を滑った時は実は後半暴走気味になってしまってました。
やはり、下まで滑って行って登り返されたのですね。
いつも来られているというので美味しい斜面を知っていらっしゃいますね。
来年もまたいらして下さい。
管理人
2008/07/17 06:21

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