東北の山〜鳥海山

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zoom RSS 初滑りに行って来たものの

<<   作成日時 : 2008/12/20 20:07   >>

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鳥海山 大台野〜滝ノ小屋線〜伏拝岳〜行者岳往復


2008/12/14 曇り 後 晴れ

滝ノ小屋線車道(688m) 7:22 → 山雪荘 8:07 → のぞき 8:47 → 滝ノ小屋線終点付近 

9:20〜10:00 → スキーデポ (1574m) 11:20 → 伏拝岳付近の稜線 12:42 → 行者岳 13:00 → 

スキーデポ 13:33〜47 → 滝ノ小屋線 14:20 → のぞき 14:39〜45 → 車 15:06


いつもなら近くのスキー場で初滑りといくのだが、今年は低地にはまったく雪がなく、近くのスキー場もいつオープンするか分からない。新しく装着したビンディングを試してみたく、雪を求めて大台野に向かった。夜が明ける前に到着する予定であったが、30分寝坊して、着く前に明るくなってしまった。鳥海山は中腹より上部は雲に覆われていた。
 先月に来た時の雪はすっかり消えていて、滝ノ小屋線を車で進めるだけ進む。やがて道路に雪が残っていてそれ以上は進めなくなった(688m)。前回より約2kmも進めたので寝坊した分、挽回出来た。
 新しく装着したビンディングには歩行モードと滑走モードが切り換えられる。歩行モードでは爪先部分から可動するので、歩き易いということであったのだが、昨シーズンより時間が経っているので、正直違いが分からなかった。
 スノーモービルで往復した跡がずっと続いていた。昨晩、僅かに新雪が降ったようだ。しかし前回と比べると雪が少ない。所々雪が融け、アスファルトが露出していて、道路脇に僅かに残っている雪を繋いでやっと通過できるところもあった。前回ショートカットした箇所も雪が少なくてスキーでは歩けないので、車道を忠実に進むしかなかった。
 山雪荘付近からスノーモービルの跡が深くなっており、その上に降り積もった雪も下より厚くなってきた。山雪荘を過ぎた辺りから、ショートカットが出来る位雪が多くなってきた。所々でショートカットしながら先を進む。
小雪がチラついてきた。天気予報でも午前中は雪がチラつくとあったので、午後から晴れるという予報も当たるよう願う。
 のぞきに到着した。鶴間池は一部が凍っていたが、大部分は氷が融け水面が見えていた。上空には雲があったものの、丁岳の奥に神室連峰が見えていた。
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 のぞきからは前回同様にショートカットして高度を稼ぐ。前回は第二駐車場まで一旦下ったが、今回は、滝ノ小屋終点の駐車場の下にあるヘアピンカーブからマタフリ沢に沿って進む事にした。10cm位の新雪の下は前回の雪が一旦融けて凍ったバーンとなっていた。やや急な斜面を直登は出来ないので、斜めに登って、もう少しで平らな所に着くという所で、エッジを効かせて登ろうとしたが、、表面の新雪が崩れ、アイスバーンがむき出しになって登れなくなった。少し下ればマタフリ沢に下れるので、沢の底なら雪が深く積もっているだろうと思ってゆっくり下って行った。
 雪は多かったのだが、結局小さな滝に突き当たり、そこからは先に進めなくなった。今度は、マタフリ沢から脱出しようと試みたが、薄らと雪の積もっただけのアイスバーンになす術もなく、結局、スキーを脱いで、アイゼンを装着して脱出した。そのまま、先程登れなかった斜面を登って、平らな所にでた。あれこれ苦労して40分位ロスをしてしまった。
 アイゼンからスキーに履き替える。先程滑走モードに変更していたのを、切り替えを忘れて歩き出そうとしたら、一歩目で歩きにくいと感じた。歩行モードに切り替える。歩行モードがあると歩きやすい事がよく分かった。
 マタフリ沢から少し離れ、なるべくフラットなコースを辿る。森林限界を越えた辺りからガスが濃くなってきた。新雪の降り積もった斜面が真っ白なため、目を凝らして見てもガスで斜面がどうなっているのか分からない。ちょっとした起伏があるのに気付かずに、転びそうになった。このような状況では、安全に滑り降りるのがやっとであった。
 尾根上の笹がまだ雪に埋もれず出ているので、進む方向が把握できているが、天気が回復するきざしがみられないので、もう引き返そうかどうか迷って立ち止まって考えていた。
 先月と同じコースを辿っているつもりであったが、ふと気が付くと、先月とは別のルートを進んでいることに気付いた。自分の位置が分からなくなり、急に不安になった。
 
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 この先、ガスが晴れなければそろそろ潮時かなと考えていたところ、徐々に周りの様子が見えてきた。滝ノ小屋が見えだした。小屋の周りも雪が少ない。
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 薄暗かった周りが明るくなってきた。先程までは全く見えていなかった太陽が、ガスを透けて見えた時は、晴れるに違いないと思い、また歩き出した。七五三掛付近が見え、青空も見えた。ガスは徐々に薄くなり、目指す外輪の稜線も見えてきた。
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 急速にガスが晴れ、辺りの様子が分かってくると、自分の位置が把握出来た。先月のコースより西側に進んでいたようで、気がつくとソロバン尾根に取りつく場所が東側に確認できた。
 今まで、斜度が緩く雪がついた斜面を選んで進んできていたが、広く平らな所に来ると、雪が風で飛ばされ、アイスバーンの所で行き詰った。一歩進んでみるが、エッジも効かず、歩行出来ないので、アイゼンで登ることにした。その日は気温が上がらないので、下りの時には融けているということも期待できなかった。スキーをデポして行きたいが、戻ってくるときにガスがかかっていたら見つけられない可能性もあるので、迷っていた。この先、滑れないのに板を担いで行くのも大変なので、結局、天候が回復していく予報でガスはかからないと判断して、スキーをデポすることに決めた。
 板を立てておけば目立つのだが、固いアイスバーンで、地面には立てられないので、僅かに出ている木の枝に立てかけて×印を作った。
 アイゼンを装着して登り始める。ガスが晴れだし、青い空が広がり、白い新雪が眩しい。日本海も見えてきた。
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 稜線までのルートが見えた。斜度も緩みフラットな斜面なので歩きやすいかと思ったが、アイゼンでは、踏み抜いてしまって歩きづらかった。雪が飛ばされ、アイスバーンなのでシール登行も厳しいと思う。スキーアイゼンで登れれば、一番楽だろう。
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 ソロバン尾根の岩にエビの尻尾がびっしり 雲海の向こうに出羽丘陵が見えてきた。
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 笙ヶ岳の稜線が見えてきた。ひと際白く輝いていた。
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 笙ヶ岳にはまだ小さいが雪庇が形成されていた。この後、段々大きくなるはず。
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 稜線が見えてからが長かったが、あと一歩というところまで来れた。前回より多めに水を持って来たのだが、それに手をつけなくても、前回より水の消費量が少ないので、まだ間に合っていた。スノーシューでの登りは思っていたより体力を使うのだろう。
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 稜線に辿り着く。期待していた光景が広がっていた。稲倉岳がよく見えていた。平野部には全く雪がない。雪が降って、稲倉岳にスキーで登れるようになるにはいつになるだろうか。
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 山頂小屋と七高山、山頂小屋も周りがエビの尻尾だらけだが、まだ原形をとどめている。
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 稜線まで上がっても、風も強くないので、氷点下の気温の割には寒くなかった。風で雪が飛ばされた稜線は今までの登りに比べると遥かに歩きやすい。展望がいいので登ってこれて良かった。千蛇谷と新山。こちらも中島台から登れるようになる頃が待ち遠しい。
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 行者岳から大股雪渓に続く窪地には、風の影響が受けにくいため、結構な雪が積もっていて、スキーでも滑れそうである。斜度も結構ある。
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 伏拝岳を振り返って
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 ここから下りにかかる時間が予想できなかったが、13時頃をタイムリミットと考えていた。七高山まで歩きたかったが、往復30分はかかるだろう。13時になったので、後ろ髪をひかれる思いであったが、下山した。
 登って来たルートと違うルートで戻ろうと、行者岳から大股雪渓に向かって急斜面を下る。雪がついているので歩きやすかったが、ここで滑落したら、止まらないので、一歩一歩かかとに力を入れて下る。あっという間に下れる。このまま下れば楽に高度を下げれたが、板を回収しなくてはならないので、途中からトラバース気味に慎重に下っていく。
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 結構横に移動していると思っていたのだが、中々目標となる河原宿小屋が見えてこなかった。ガスが上がってきて隠れてしまったのではないかと心配していたが、ようやく河原宿小屋が見えた。しかし、肝心の板が見当たらないので、段々焦ってきた。暫くだいたいの見当をつけて下っていてやっと見つけることが出来た。
 デポ地から稜線を見上げて。アイスバーンの斜面があるので、安全第一にシールをつけたまま下った。アイスバーンが見られなくなってから、シールを外して正真正銘の初滑りである。半年振りに滑る感覚は気持ち良かった。
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 庄内平野を流れる最上川が煌めいていた。
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 滑ってきた所を振り返る。マタフリ沢に沿って登るとかなりの斜度である。今後のコース取りをどうしたらベストか悩むところである。
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 滝ノ小屋線まで下りてくると、一人登って滑ったトレースがあった。トレースを辿って下る。鶴間池まで下ると、壺足隊の足跡がたくさん見受けられた。ワックスを塗って、乾燥中に景色を楽しむ。
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丁岳

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 神室連峰の稜線もくっきりと見えていた。
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 気温が低かったので、標高が低くくなっても、雪は融けていなかった。思っていたより板が走った。山雪荘まで来るとまた多くのトレースが見られた。
 3時過ぎには車に到着してしまった。こんなに早く戻って来れるのであったら、七高山まで行ってこれたと思っても後の祭りであった。

 鳥海山荘の背景に鳥海山の白い稜線が良く見えていた。
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 帰宅途中、夕日に焼ける山頂にガスがかかってきていた。今回の初滑りは、気持ち良く滑られたのはシールを外してすぐの所くらいで、雪が待ち遠しい今日この頃である。
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