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zoom RSS 稲倉岳で凍りつく

<<   作成日時 : 2009/02/08 13:22   >>

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稲倉岳 (鳥海山) 横岡ルート



2009/02/07 曇り 時々 晴れ のち 

横岡林道終点 8:09 → 七曲下 8:27 → 七曲上 8:46〜50 → 森林限界 10:26 → 

撤退(1417m) 11:08〜22 → 七曲下 12:30


二本目登り開始 七曲下 12:45 → ブナの木(1086m)14:30〜45 → 七曲下 15:12 → 車 15:21

 今週末も天気予報が良くなかったので、晴れるという蔵王に遠征する計画を立てていたが、前日に蔵王の予報が変わり、また、今年の樹氷はいつもの年と比べると小さいという事を知り、結局地元の稲倉岳に今季になって初めて向かった。
 いつもの林道終点まで除雪が入っていなくて、車高の高い4輪駆動車でないと入れなかった。スタックしないか心配しながら、なんとかいつもの林道終点まで到着した。車道には雪があったのだが、周りの積雪量はいつもの同じ時期と比べると少なく、標高600m付近のブッシュが出ていないか心配になった。
 出発時、山頂方面では雲に覆われ暗かったが、日本海の方面は雲が切れ、明るかった。
 林道を歩き始めて後ろを振り返ると、2名のスキーヤーが車が奥まで入れなくて、手前から歩いて来られたのが見えた。
 七曲に向かう林道はいつもと比べて開けている印象を持った。昨年、木を伐採されたのであろうか。4月頃には日当たりのいい所では雪が早く融けて雪が途切れてしまうかもしれないと思った。
 七曲下に到着すると、いつものこの時期には雪に埋もれている水路が見えており、水が流れていた。七曲の斜面は雪が少なくて登るのに苦労するかもと思っていたが、雪が少ないために、夏道の形がはっきりと分かり、逆に登りやすかった。
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 開けてから今歩いてきた林道を見ると、二人のスキーヤーが歩いて来られていたのが見えた。適当にショートカットして七曲上に到着すると、上空から日が注ぎ、新雪の雪原が輝いていた。
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 標高600m付近まで到着すると奈曽渓谷が見え、鉾立のビジターセンターも見えていたが、稲倉岳の山頂には雲がかかっていた。心配していた雪の量はスキーで滑るには申し分なく、しかもサラサラのパウダーであった。
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 下界にも日が降り注いでいた。歩くと少し板が沈むが、ここを滑って下りてくることを考えると、プチラッセルも苦にならなかった。
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 オープンバーンを登る。
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 霧氷の木々。
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 雲の位置が徐々に上がってきており、下から見るとピークに見える辺りまで上がってきていた。このまま上がって、山頂に到着する頃に雲がとれてくれるのではと淡い期待を抱く。
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 北側が見えてくると出羽丘陵までくっきりと見えていた。
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 尚も登り続けると、何か動いているのが見えたので、目をやると、ウサギが走って逃げているところであった。よくウサギは見るのだが、気配を感じて遠いうちに逃げてしまうし、動きが早いので、撮影することが出来ない。ウサギの潜んでいた穴。
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 さらに雪が深くなる。下界も大分遠くなった。
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 森林限界付近まで到着した。風は少し強いが問題ない。雪の状態もいいので、行ける所まで上を目指した。
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 徐々にシュカブラが出始めたが、柔らかいので問題は無かった。地吹雪で視界が悪くなってきた。上空に時折、日の光が見えるので、まだ大丈夫と思い先を目指す。
 ブッシュが出ているところがあり、頂上付近でも雪は少ないようだ。所々でアイスバーンがむき出しになっていたが視界が悪く足元しか見えず、シールが効かないので滑って歩きづらい。ストックは刺さる位でカチカチに凍っている訳ではなかった。
 段々とアイスバーンが多くなってきたので、スキー用のクランポンを装着することにした。クランポンを装着している間に風が強くなり、全身雪だらけになった。上空も晴れそうに無かったので、撤退することにした。
 クランポンを外し、ビンディングを歩行モードから滑走モードに切り替えようとしたが、レバーが凍りついてしまって動かなかった。テルモスのお湯をかけて切り替えようとしたが、お湯を使い切っても動かなかった。逆に凍りつかせてしまう事になり、諦めて歩行モードのまま下るしかなかった。
 視界がないので、シールを装着したままソロソロと下る。全く方向が分からない。時々立ち止まってGPSで位置を確認し、軌道を修正して下りてきた。
 ようやく視界が見える所まで下りてきた。シールをはがす。ここから本当ならば気持良く滑れたのだが、ビンディングが切り替えられないので、アルペンターンで下るしかなかった。しかもボーゲンで。
 森林限界付近まで下りてきたら、2人のスキーヤーも滑り下りる所であった。少し立ち話をして先に下る。この時には雪質は最高なので、ボーゲンはしないで、後ろに重心をかけてアルペンターンで滑る。滑ると舞散る雪で足が真っ白になった。赤い旗を所々に立ててきてくれたので、帰りはその目印を利用させてもらった。樹林帯まで来ると風が収まり、ここで休憩しても気持ち良い所であった。バーナーを持ってきていたらお湯を沸かして、ビンディングの氷を溶かす事もできたかもと思い、持ってきていなかったことを後悔する。
 途中で単独のテレマーカーが登って来られていた。先程の2人と知り合いの方のようであった。標高も下がったのでビンディングが切り換えられるのではと思い途中何度も試したが、結局出来なかった。
 途中の新雪のオープンバーンをアルペンターンで滑って悔しかったので、一旦車に戻って、バーナーでお湯を沸かしてビンディングの氷を溶かしてから、また登り返すことに決めた。
 そこからは一気に下った。七曲の上部でホンドキツネがいた。しばらくこちらを伺いながらも逃げなかったので、カメラを取り出そうとしたが、逃げられてしまった。
 七曲の下までくると水路の水が目に着いた。この水にビンディングを沈めれば氷が融けるのではと思い、水路に下りれるポイントを探した。水面に石が出ている所で、岸の雪を崩して踏み固めて、水路の上の石に降り立ち、スキーを沈めてビンディングをの氷を融かし、切り替えることに成功した。
 再び七曲を登り始めた。途中で2人のスキーヤーが七曲を滑り下りて来られた。標高600m付近で単独のテレマーカーとすれ違う。トレースを辿れば一回目と比べれば楽できると思っていたが、そこからは風で登りの時のトレースは消されていて、結局またラッセルをすることになった。
 天気予報通り天気が崩れてきていたが、視界は悪くなかった。
 標高1100m付近の樹林帯の中で枝を横に大きく広げたブナの下で風雪を避けながらシールを外し、ビンディングを切り替えようとしたら、また動かなくて焦ったが、詰まっていた雪を取り除いたら、今度は無事に切り替えられた。
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 やや風雪で視界は悪かったが、山頂付近の地吹雪を体験していたので、それと比べると条件はいい。テレマークターンを十分堪能出来た。車の付近まで下りてくると雪がみぞれに変わっていた。
 ビンディングが凍りつく可能性があることは聞いていたが、始めて自分で体験してみて、これからはバーナーを常に持ち歩く等対策が必要であると分かった。
 歩行モードでは歩きやすいので、新しいビンディングを気に入っていたのだが、後発のメーカーで出した同様のビンディングは対策がとられているのだろうか気になった。

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