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zoom RSS 二日連続の鳥海山 絶景&最高の雪質

<<   作成日時 : 2009/03/14 20:15   >>

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鳥海山 鳥越川ルート


2009/03/01 晴れ

林道除雪終点 6:48 → 倒木地帯 8:05〜18 → U字谷 8:32〜36 → 

千蛇谷末端部 10:55〜11:00 → 千蛇谷上部 11:47 → スキーデポ 12:09〜22→

山頂 ?:?? → スキーデポ 13:24〜55 → U字谷 2:40〜54 → 車 15:31


 
28日は上ノ台から七高山を目指し、翌日は月山を狙っていたのだが、月山の天気予報が晴れから曇りに変わってしまっていた。逆に鳥海山の予報が曇りから晴れに変わっていた。こんなことなら28日に月山に行って、翌日上ノ台にすれば良かったと後悔。月山を諦め、どこにしようかと考える。上ノ台の反対の鳥越川側から新山に登ることも考えたが、標高差2000m近くを二日連続して登るという点に関しては問題はなかったが、アイスバーンだけはコリゴリであった。ネットでいい所はないかといろいろ見ていると、28日に鳥越川ルートを登った人(昨年の4月に鳥越川ルートを登った際に一緒になった方)の報告があり、パウダースノーが良かったと書かれてあったのだが、にわかには信じられなかった。新山側から風が吹いていたので、どちらかといえば上ノ台方面の方が新雪が積もりやすいのではと考えていたからであった。写真を見るとスキーのトレースがくっきりと写っているので、このルートに決めた。
 林道除雪終点に到着すると、他に車は止まっていなかった。出発地点は昨日も同じ位の標高であるが、昨日は粉砂糖をさっとふりかけた感じだったのに比べて、今日は薄らとだが層になっていた。こちらの方が降雪量が多かったようだ。林道から稲倉岳と並んで山頂が良く見えていた。昨日よりも天気はいい。昨日もロングコースを登ったばかりなので、はやる気持ちを抑え、いつもよりゆったりとしたペースで進む。
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 目覚めたばかりの混合林。サラサラのパウダーを踏みしめ進む。
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 倒木地帯で展望が開ける。今日も遠くの方までくっきりと見えている。この辺りで見られるヤドリギがやたらと増え目立つようになっていた。
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 ブナ林を抜けると山頂側の展望が開ける。鳥越川と赤川の間を慎重に通過する。
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 鳥越川では既に一部流れが見えていた。
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 U字谷で一気に展望が開ける。ここからの景観は何度見てもいいが、特に今日は澄みきった青い空と新雪の白が素晴らしかった。
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 これから先は条件が良くなけらばコースによってはアイスバーンに悩まされる所であるが、今日は新雪が積もっていてトラバースも楽である。最短ルートで千蛇谷を目指す。康新道の尾根〜山頂〜扇子森〜稲倉岳のパノラマ
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 稲倉岳の山頂と同じ位まで登って来た。振り返るが後から登って来られている人は見えなかった。天気がいいので、何人かは入ると思っていたのだが。向かい風が強くなってきた。そういえば昨日も向かい風だった。
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 荒神ヶ岳を見上げると一部光っている。千蛇谷に上がる急斜面に雪が付いているか気になったが、しっかりと雪がついていて、クランポンのお世話になることなくシール登行でクリアする。
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 急登を終え千蛇谷の末端部に到達すると、さすがに昨日の疲れか歩みが遅くなった。稲倉岳に誰かいないか見てみたが、人影は見えなかった。日本海沖を航行しているフェリーが見えた。千蛇谷に上がってくると所々アイスバーンが見えていた。
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 昨日のスキーで押し固められたトレースが、周りの雪が吹き飛ばされて浮き上がっていた。昨日の段階ではもっと雪が積もっていたらしい。千蛇谷には外輪からのデブリ跡がいつもならあるのだが、今年は小規模なのが一つ見られただけである。これも少雪の影響か。斜度が緩いのでシールだけで登行出来た。
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 千蛇谷の上部まで登ってきた。いつもなら外輪とのコルを通って小屋の後ろ側に出てから、外輪とのスノーブリッジに向かうのだが、今年はコルの手前の窪みに吹き溜まった雪が少なく、コルを目指すのが困難だった。まっすぐ新山を目指すことにした。
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 シールが効くので、ジグを切りながら登る。ふと後ろを見ると、イヌワシが大きいため近くに見えたのかもしれないが、10m位近くをスッと飛んで行った。さらに高度を上がると外輪の向こうに月山が見え出した。良く晴れており、朝日連峰までばっちりと見えている。天気予報はいいように外れたようだ。そのおかげで鳥越川ルートに変更になったが、今回はこのルートに変更して結果的には良かった。
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 アイスバーンで、そろそろスキー登行では限界になってきたので、板をデポして、アイゼンに履き替える。小屋には寄らずに真っ直ぐ山頂を目指す。
山頂小屋が下に見える。どれがどの建物かまではっきりと分かった。行者岳〜笙ガ岳〜荒神ヶ岳の山頂。
笙ガ岳の雪庇もいつもの年より小さい。
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 外輪にはスキーを背負った人影が二人見えた。手を振る。少し離れて一人、恐らく湯の台方面からだろうが、そのルートの雪がどうなっているか気になった。
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 新山の山頂からの展望は、他の岩が写ってしまい実はあまり良くないので、山頂近くの別の高い岩によじ登って撮影した。

 月山北面 行者ヶ原の雪原や姥ヶ岳まではっきりと確認できた。
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 湯殿山、朝日連峰もはっきりと見えた。小朝日岳〜大朝日岳〜西朝日岳
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 朝日連峰 寒江山〜以東岳 以東岳の後ろにうっすらと飯豊連峰も
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 風が強いので、岩から下りて山頂付近を歩きまわった。どの方向を見ても素晴らしい。新山ドームをスキーで滑った跡があった。外輪を歩いて下りて行った人達のようだ。ここを滑るためだけに板を担いで外輪から渡ってきたとは。凄い。

 山頂部の様子 北は八幡平から南は飯豊連峰、東は栗駒山まで東北の名峰が見渡せた。
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 外輪の向こうには、栗駒山にはガスがかかっていたが昨日よりはっきりと虎毛山〜神室連峰〜船形連峰〜蔵王連峰が見えた。
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 昨日も綺麗に見えていた神室山だが、今日はさらにくっきりと見えていた。
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 同じく神室連峰 小又山周辺
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 七高山〜行者岳の様子。スノーブリッジはこちらから見ると高いように見えるが、正規のルートで外輪に渡る場合、少し下らないといけない。去年はそれ程下らないでも良かった。
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 北面の様子。男鹿半島〜太平山〜森吉山〜八幡平〜秋田駒〜岩手山〜和賀山塊が確認できた。
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 八幡平〜茶臼岳
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 桑ノ木台湿原(ムラスギ湿原)の広大な雪原も確認できた。桑ノ木台湿原から見上げた山頂北面の様子はこちら。桑ノ木台湿原へ人が立ち入る事で湿原の環境に影響が見られたため、緊急避難的な措置として、期限は定めないで湿原へ通じる林道への車両の通行を禁止する措置がとられたままである。
 この件に関してはこちらに以前に書いたのだが、その後の動きとして、桑ノ木台湿原へ例えば木道を設置したりした場合等、湿原になんらかの措置をした場合の環境への影響を調査する業者を公募していたようなのだが、入札に応じた業者は皆無だったという。その後、再公募したとは聞いたが、応募した業者があったとしても、実際に環境の調査が行われるのは年を越えてからとなるので、調査が開始されるのは今年、雪が消えてからの事になる。入札した業者がいたかどうかは分からないが。この問題は暫く時間がかかりそうである。
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 西側からの風が強いので狭い岩の上から落ちないよう慎重になった。笙ガ岳〜稲倉岳〜中島台
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 祓川ヒュッテの様子、スノーモービルの跡が中島台方面に通っていた。
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 山頂に登っても写真は撮らないのだが、一応さっと登ってすぐ下りる。山頂付近で時を経つのを忘れて、一時間弱が過ぎてしまった。デポした地点に戻り、いよいよ千蛇谷を滑走する。谷の底はアイスバーンとのミックスだったので、外輪に沿ってトラバース気味に下った。
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 あっという間に滑り終わってしまった。
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 だが、この先もまだまだ下りは続く。昨日のトレースではないようなトレースがある。誰か登ってきてもう滑り下りて行ってしまったようだ。稲倉山頂には人影がなかった。
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 千蛇谷から滑り下りると、稲倉岳山頂に人影が一人見えた。その後、また見ると三人が確認出来た。こちらを見ているようだ。無様な滑りは出来ない。雪が付いているので、快適に滑れる。昨日の溜まった鬱憤が晴らせた。U字谷の下まで滑って来ると板が滑らなくなったので、ワックスを塗る。昨日ザックを探して見つからなかったのだが、家に帰ってから探すと、ザックのポケットの奥の方から出てきていた。鳥越川と赤川の間の狭いルートを戻って来たが、自分のトレースしかなかった。千蛇谷で見たトレースは昨日の人のトレースだったらしい。
 今日のような天気には、一人位は登ってくるかと思っていたのだが。
 板はあまり滑らなかったが、ブナ林を流し、林道を戻って今日のツアーは無事に終了した。
 ホームページに鳥越川の情報をその日のうちにアップしてくれた彼には足を向けて寝られない位、大感謝である。おかげで、最高の眺めを見る事が出来たし、なんといっても久し振りに滑っていて楽しかったので、大満足の一日となった。その日は無理でもその週までにはアップ出来るようになりたい。





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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
上ノ台コースに引き続き鳥越川コースのワンディとは・・・。
1〜2月の鳥海山(湯の台コース)を考えていましたが、タイミングが合わず今シーズンはすっかり諦めていました。上ノ台コース上部はやはりアイスバーンのようですが、もう少し早ければパウダーも有りでしょうか?今シーズンは暖冬の影響も有るかも知れません。
sakano
2009/03/15 18:19
上ノ台コースは始めて訪れたので、例年の状態と同じなのか違っているのかちょっと分かりませんが、肝心なのはタイミングでしょうかね。
早い時期の方がどこのルートもパウダーを望める可能性が高いと思われますが、その時期の天候は安定する確率が低いという方がネックですね。
雪がある程度安定していない時期は、ラッセルが続くとなると上ノ台コースはさらに大変になりますね。例のデブリ地帯もありますし。
白沢川に沿った無木立の尾根は斜度が緩いので板が滑らない事も考えられます。
今シーズンは少雪でなかなか良かったというコンディションに巡り合う事が少なかったです。
管理人
2009/03/15 21:49

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