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zoom RSS G.W.開幕で賑わう鳥海山

<<   作成日時 : 2009/05/17 18:42   >>

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鳥海山 祓川〜七高山〜御田ヶ原〜下玉田川方面〜七高山〜祓川


2009/04/29 晴れ

祓川 5:25 → 七高山 7:15 → 御田ヶ原 8:04 → 760m地点で引き返す 8:56〜9:08 →

御田ヶ原 10:30〜41 → 七高山 12:25〜13:00 → 祓川 14:12
 

ステップソールに履き替える 祓川 14:38 → 1380m付近 15:17 → 祓川 15:27

 ブルーラインより一足早く開通した祓川に、開通した翌日、天候が崩れる前に往復してきたばかりであったが、雪の少ない事が気になっていた。しかしながら、その直後から寒気が南下して、山ではかなりの降雪があり、ブルーラインの開通が吹浦側では延期になったという。
 新雪を期待して、祓川に向かった。いつもの年ならこういう時のためにG.W.の途中まではスタッドレスを履いていたのだが、今年はすでに夏タイヤに交換していたので、早朝、祓川まで車で辿りつけるか心配であった。木境を過ぎた辺りから道路の脇には除雪された雪が厚く積もっていた。除雪されていたおかげで、祓川まで到着できた。
 夜開け直後、新雪で純白に戻っていた鳥海山が紅く染まり、紅出羽富士が見られた。
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 祓川の駐車場には、既に県外ナンバーの車が多く停まっていた。今年は長いG.W.を取れる人が多いらしいので、多くの人が訪れると予想された。
 ステップソールでまったり滑ると予定していたのだが、新雪ではステップソールは効きづらいので、フラットソールの板とシールで登ることにした。まだ凍った新雪はシールが良く効き、快適に進む。25日に登った時には、籔が出ていて、いつものルートと違う所に赤いポールが付けられていたが、雪不足が解消され、毎年つけられているルート沿いにポールが移動されていた。
 急な斜面を通らないよう、いつものルートで舎利坂を目指す。

 真っ白な舎利坂 25日には大きく現れていたハイマツも雪に埋もれていた。例年並みの積雪に戻っていた。以前に降った雪はまだ凍っていたが、新雪の積もっている部分のみシールが効いたので、新雪を繋いで登頂した。
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 山頂に着いても、風が弱く、早朝でも寒さは感じなかった。七高山の標柱にもエビの尻尾がびっしりとつき、すっかり冬の様相に変わっていた。 純白の新山も綺麗であった。
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 周りには雲海が広がっていて、遠くの山は残念ながら見られなかった。
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 今日は御田ヶ原を通過して下玉田川の渡渉地点の上部まで下る予定であった。まだ誰も上がって来ない七高山を早々と発つ。まだ凍っている舎利坂は滑らないで、外輪東斜面にある新雪の降り積もった斜面を選んでトレースをつける。高度が下がると、小さいシュカブラ地帯に突入し、板が暴れ出した。比較的フラットな斜面を選んで滑るが、まだ凍っていて慎重に下っていく。
 御田ヶ原に到着してもまだ凍っていたが、殆ど平らなのでスピードを出して駆け抜けるのは楽しかった。御田ヶ原より山頂を見上げる。
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 御田ヶ原より下のルートを見る。、昨年ここから下った大清水小屋の赤い屋根が見えていた。御田ヶ原を過ぎた辺りから雪が緩み、快適に滑る事が出来た。
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 御田ヶ原の末端で急に切れ落ちた地形になっており、適度な斜度で滑りを楽しむ。ただ、初めてのルートなので、コースを確認しながら滑り下りるしかなく、所々止まりながら滑り降りていったので、一気に滑り降りられなかったという点では残念であった。
 急斜面を滑り降りると平らな地形となっていた。ここで痛恨のルートミスをしてしまった。少しでも傾斜のある斜面を下りていたら、朱ノ又川の支流の源頭部の所で別の尾根に進んでしまった。間違えに気付いてから、朱ノ又川の支流を一旦渡ってトラバース気味に下ってなんとかルートを修正しようと試みたのだが、標高が低くなってくるとトラバースする斜面が急な所では雪が少なく、板を脱いで籔をくぐったりと大変になってきた。
 また、800m位より下では新雪が積もっておらず、前日にシールについたゴミを除去したばかりで、粘着力の回復したシールを使用して登るのがためらわれるようになったため、760m付近で引き返すことにした。下には朱ノ又川に設置された、水力発電用の導水管の取水口にある堰き止め湖が見えていた。
 新雪が積もった所まで、壺足で登り返す。800m付近から新雪が見られたため、シール登行に切り替えた。滑ってきた時にも見られたが、この辺りは熊棚の密集地であった。鳥海山の中でこれだけ熊棚が見られた所はなかった。近くで大きな動物の足跡を見ると、熊のではと思うが、すべてカモシカの足跡であった。それでも長居はしたくないので、足早に立ち去る。
 開けた所に出ると、鳥海山のパノラマが素晴らしい。この辺りは山スキーヤーでも滅多に訪れない所であるが、新雪が降る前につけられたモービルトラックがうっすらと浮き上がっていて分かった。
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 御田ヶ原まで登り返してきた。ここで荷物をデポして、もう一度急斜面を今度は一気にドロップしたい気持ちになったが、この先の行程を考え、未練タラタラのまま御田ヶ原を去り、七高山を目指した。
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 舎利坂には大勢の人が登っているのが、点のように小さかったが分かった。徐々に高度を上げていく間に、大勢の人が舎利坂を登ってきては、滑り下りて行っていた。
 下玉田川の渡渉地点まで下りなかったので、予定より早く七高山に到着してしまった。大勢の人が休んでいた。
幼稚園位のちびっ子ボーダーがこれから両親と一緒に滑り降りる所であった。混んでいる七高山の山頂には寄らず、新山へ下る分岐の方へ移動する。少し風が強くなっていた。
 当初の予定では、新山に渡り、北壁を滑り降りて祓川に戻るはずであったが、気温が上がらず、北壁を滑り降りるのは危険な感じであった。第二のプランとして千蛇谷を滑ってから北面を滑り祓川に戻ることを計画していたが、
新山に渡るにはアイゼンがあった方がいい位まだ雪が緩んでいなかった。
 北壁を滑り降りるには、当然アイゼンが必要ない位雪が緩んでいなければならないので、アイゼンを持ってきていなかったので、第二のプランも実行できなくなった。
 まだ時間が早いので、一旦御田ヶ原まで下って、先程未練の残したまま去って来た斜面を滑ってからまた登り返してくれば、雪も緩んでいるかと思ったので、もう一度外輪東斜面をドロップすることにした。
 滑る準備をしている間に、新山に渡る人々がいた。
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 いざ、ビンディングを歩行モードから滑走モードに切り替えようとしたが、雪が緩んでいた低い所から高所に登って来たために、ビンディングに詰まった雪が凍りついていて切り替えられなかった。この時のために持ち歩いていたマイナスドライバーで詰まった雪を取り除いて、ようやく切り替える事が出来た。ビンディングが凍りつく位なので、北壁は完全にアウトな状況であった。今朝滑った斜面に再度ドロップする。やはりシュカブラ地帯はまだ雪が緩んでいないため、難儀した。またフラットな斜面に移動するも、朝よりは幾らか緩んでいる程度で、まだ固かった。途中、よさげな沢にドロップ。朝にも全く同じ所をドロップしたのだが、その時はまだ凍っていて一本目のトレースはついていなかった。二本目のトレースは残っていた。
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 御田ヶ原の近くまで来ると、御田ヶ原ではすでに新雪が融け、茶色っぽい雪が見え始めていた。シールが汚れるのがおしくて、御田ヶ原より下に滑り降りるのがためらわれた。今滑って来た雪の状況から、山頂付近では今日は雪が緩むまで気温が上がらないと思われた。また登り返す気力もなくなり、このまま下山することにした。
 北壁を滑り降りる予定だったので祓川から登って来たが、こんなことなら猿倉から登ってきても良かった。
 猿倉コースに下るルートより下部のルートをひたすらトラバースする。
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 ようやく猿倉ルートと合流して、さらにトラバースして祓川に戻った。祓川ルートはトレースだらけになっていた。
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 祓川に戻ってきたが、燃焼不足の感があったため、ステップソールを取り出し、また登り返す事にした。出発する時、自分の車からすぐ近くに停めた人が戻って来られたが、その方々も偶然同じメーカーのステップソールの板であった。ステップソールの効き目を訪ねたが、朝早くから登られたのでシールを貼って登ったとのこと。
 緩斜面を選んで登り始めたのだが、スリップしてばかりでなかなか進めなかった。ジグを切りながら要約七ツ釜小屋下の急斜面が見える所まで到達して時計を見ると、シール登行した時には小屋近くまで到達する位の時間が経っていた。
 ストレスが溜まる位、ステップソールでの登りは大変だったので、そこで引き返すことにして滑って戻った。
 季節はずれの大量の新雪が降ったため、標高の低い地点まで新雪を楽しむ事ができた。下玉田川まで下りなくても、御田ヶ原周辺に美味しい斜面があることを知ったのは収穫であった。
 ただ、気温が上がらなくて、計画の後半を実行出来なかったのは残念であった。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
御田ヶ原の報告興味深く読みました。そこに行くには上から滑るというのが正解でしょうね。個人的には体力的な問題がありますが。百宅の太郎牧場あたりを出発して下から行くのは林道歩きが長く嫌になりますが、人気(ひとけ)のない素晴らしい斜面でした。モービルのトレースは気になりましたが。
昨年4月のものです。
http://honjoyama.fc2web.com/08.04.06momoyake-odagahara.html
今回は桑ノ木台湿原の様子も載せました。
http://honjoyama.fc2web.com/090516hrgw.html

拙ページに貴ページトップのリンクをはってもいいでしょうか。
今後もときどきお邪魔します。
こんの@本荘山の会
2009/05/18 09:57
昨年4月の報告拝見いたしました。
スノーブリッジがないと、徒渉が大変そうな川ですね。
御田ヶ原の下にある開けた地点までは、斜度もあり滑りが楽しめましたが、
そこから先は緩やかになるので、今回は板が滑りませんでした。
次回からは、御田ヶ原の下にある開けた地点まで滑れば十分で、
そこから登り返してきてもいいかなと思いました。

桑ノ木台湿原へは、車両通行止めだけでなく、人の立ち入りも
禁止されていることを最近知りました。
期限は分かりませんが、解除されるまで楽しみに待ちたいと思います。

リンクは貼って頂いても構いません。
私のページにもリンクを貼らせていただいても宜しいでしょうか。
管理人
2009/05/19 01:11
相互リンクよろしくお願いします。
紹介文をどうしたらいいか、考えて載せてみましたが、どうもしっくりしません。メールを下されば訂正など対応いたします。

桑ノ木台湿原は2年間の立ち入り禁止です。その間に調査、木道整備をすると言うことでしょう。腕章をしていないと怪しまれることになりそうです。
こんの
2009/05/19 10:00
紹介文付きのリンクありがとうございました。
私の方のリンクは紹介文もない簡単なもので申し訳ないです。
花に詳しいと紹介されていますが、たまに間違いがあるかもしれませんので、
その時はご容赦下さい。

桑ノ木台湿原の問題は、何か進展があれば地元の新聞や市のH.P.等でコメントが載ると思いますので、今後の展開を見守っていきたいと思います。
管理人
2009/05/20 00:10
こんばんは。初めて書き込みをさせていただきます。
祓川駐車場でお会いしたK社ステップソールの二人組です。
本ブログは時折のぞかせていただいており、独特のルート取りと
激速のコースタイムにはいつも感心させられていましたが、まさか
駐車場でお会いした方だったとは驚きました。

そのまま同じルートをトレース、というのはかなりきつそうなので、
部分的にはなると思いますが、当方でもいろいろと参考とさせていただきたく、
今後ともご活躍を期待しております。
第10山岳師団
2009/05/20 00:53
あの時声を掛けた方にコメントを頂けるとは驚きです。
ステップソールの板を履く人が最近特に増えている感じですが、
私自体も今季乗り始めたばかりで、まだ板の特性がよく分かっていません。
試しにあの時履いてみたのですが、雪質を選ばないと登りで苦労しますね。
どんな時にステップソールを履けばいいのか、まだ判断に迷います。

ブログにアップするのは激遅(涙)ですが、マイペースで続けていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。
管理人
2009/05/21 06:49
はじめまして 鳥海山大好きな なんどと申します

いつも凄い体力だと感心脱帽しています

あの日こちらは千じゃ谷北面基部祓川周回でした

多分、新山に降りるときの写真のパーティです

そのうち山で会いましょう
なんど
2009/05/21 07:35
コメントありがとうございます。
あの日、千蛇谷〜北面を滑られたのですか。羨ましいです。
アイゼンを持ってきていなくて、新山に渡る勇気がありませんでした。
鳥海山ではまだ滑れますので、お会いする機会があるかもしれませんね。
管理人
2009/05/21 21:39

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