東北の山〜鳥海山

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zoom RSS 今季の板納めとなるか?

<<   作成日時 : 2009/06/21 21:07   >>

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鳥海山 祓川ルート


2009/06/14 曇り 時々 晴れ

祓川 9:20 → 六合目 賽ノ河原でスキーを履く 9:43〜50 → 七高山 11:40 2回×ドロップ&登り返し 

 → 下山 14:16 → 祓川 15:10


 前日、行き先を変更して焼石に向かったが、今季最後にもうひと滑りをと願っていた鳥海山の日曜日の予報が曇りから晴れに変わり、最後を締めくくるにはまだおしい位の雪質で、滑りを楽しむことが出来た。

 昨年のこの日、岩手・宮城内陸地震が起こり、翌日に予定していた焼石には行けなくなったため、、鳥海山で昨シーズン最後の滑り納めをしていたので、今頃の雪の残っている箇所はだいたい想像できていた。
 
 あまり朝早くから登り始めるとステップソールで登るのが辛いかと考え、いつもより遅く祓川に向かった。
 祓川の駐車場には20台位止まっていた。既に出発されたらしく、人影は少なかった。今の時期、雪渓が繋がって板を履けるようになるまで、暫く歩かなければならない事が分かっていたので、ザックに板を固定して登り始めた。
 竜ヶ原湿原の雪はすっかりと消えていた。ミツガシワが少しだけ咲いていた。
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 木道を歩き終え、残雪の残る坂を登ったら、登山道が見えた。登山道の東側の雪渓になんとか雪が繋がっていたので、そこでは登山道に乗らないで、雪渓を辿った。5,6分進んでから登山道のすぐ近くまで雪が残っている所から登山道に乗った。
 上の枝に板をぶつけないよう登る。段差が大きい所では、ザックに固定した板の下の部分が岩に当たった。登山道の右の雪渓がまだ登山道のすぐ横まで残っていた。今年は雪解けが遅いらしく、昨年の同じ時よりも雪が多いと感じた。やがて登山道に融雪水が流れてくるようになると雪渓の末端は近い。六合目の賽ノ河原の手前で雪が繋がっていた。昨年よりも雪に乗れる地点が近かった。
 ステップソールの効きが心配であったが、まずまずであった。御田の地点で僅かに雪が繋がっていた箇所があって、来週には途切れているだろう。七ツ釜小屋の下の急斜面に取りつく。直登は出来ないので、大きくジグをきりながら登った。坂の途中で壺足で登っていた人に追いついたが、鳥越川から登った時に中島台で以前に出会った方だった。七ツ釜小屋までもう少しという所で、板を脱いで壺足で登った方が早かったので、最後壺足で登った。
 七ツ釜小屋の上で雪が途切れているものと思っていたが、ここでも雪がたっぷり残っていた。大雪路で山頂がみえたが、次第にガスがかかってきていた。大雪路を進んでいるうちに見えなくなった。夏道の通りにしか雪が繋がっていないと考えていたが、早くも滑り降りて来た人のトレースを見ると、大雪路より東側に逸れるルートを下りてきていたので、そのルートに向かった。1箇所、雪渓が薄くなっている所があったが、板を脱がないでも通過できた。こちらも、来週には雪が途切れているだろう。
 舎利坂まであと少しという所で、段々とガスが晴れてきた。
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 舎利坂の下まで到着した。うっすらとした縦溝がみえたが、クラックは見当たらなかった。大きくジクをきりながらステップソールで登りきれた。雲が多く展望はないようだったので、雪渓の最上部で休憩した。これから滑るパーティーが準備をしていた。足元をみるとステップソールと皮靴である。話が聞こえてきたら、昨日も登られたようだが、ガスが晴れなかったらしい。昨日は焼石に向かって正解だったようだ。ガスが晴れ、舎利坂の視界が良くなってから、滑り下りていった。登ってくる間の雪質を比べると舎利坂が一番フラットで良かったので、ここを滑っては登り返してを楽しむことにした。今の時期にしては雪質はよかった。舎利坂を過ぎて御田ヶ原に向かう方向に尚下りて行ったが、だんだん縦溝が大きくなってきた。1850m位から登り返す。登り返す途中からの舎利坂
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 舎利坂の下で先程の皮靴のパーティが、荷物をデポして、近辺を滑って楽しんでいた。もう一度舎利坂を登り返す。雪が緩み、一回目よりもステップソールでも登り易くなっていて、あまり大きくジグをきらないでも登れるようになった。舎利坂上部に到着する頃、ガスはすっかりとれていたので、七高山の山頂まで登った。日本海側から低い雲が流れてきていたが、稲倉、御浜辺りで雲が遮られていた。
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 七高山山頂では、ミヤマキンバイ、コメバノツガザクラ、ホソバイワベンケイがようやく咲き始めた頃であった。昨日は焼石でたくさんの花々を見て来たばかりであったので、その点では物寂しかった。
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 二本目は、舎利坂の北側斜面を滑った。今回は舎利坂を滑り終えたら、ブーツのバックルを緩めてすぐ登り返した。G.W,に滑った八甲田では、滑ってすぐ登り返すというステップソールならではの楽しみ方を満喫出来たが、舎利坂でも、ようやくそれが可能になった(今まで登った時はシールを貼らないと辛かった)。三回目に雪渓の最上部に到着する頃には、祓川から登ってきていた人達は誰もおらず、鉾立もしくは湯ノ台からと思われる外輪を歩いて来られた二人も下山され、久し振りの静寂の戻った七高山にて、白から緑に置き換わった鳥海山の麓を眺めながらまったりとした。法体の滝も確認出来た。
 下で次第にガスが広がってきていた。後は祓川まで滑るだけである。舎利坂を半分まで滑った所で、急速に上がってきたガスで、視界が悪くなった。ただガスは薄く太陽の光も届いて明るかったし、新雪の真っ白な雪とは違って、雪面の状態も数m先まで良く見えていたので、滑る事が出来た。
 下りは登山道に沿って、氷の薬師を通過する事にしていた。舎利坂をトラバース気味にその方向に目指していたら、これから登ろうとしていた単独の人とすれ違った。舎利坂より下でガスから抜け出た。
 舎利坂と氷の薬師の間も雪が途切れることなく繋がっていた。氷の薬師で融雪水が滝のように流れおちていた。大雪路から若干溝が深くなっていたが、板も走り快適に流せた。七ツ釜の小屋の上部に着いた。ここも登りの時にクラックがない事を確かめていたので、自由なライン取りで滑り降りた。
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 七ツ釜を過ぎても多少の溝があっても、滑り易かった。賽ノ河原を過ぎ、登山道に乗る所を通り越して滑り下りないよう注意していたのだが、昨年同様また気付かずに過ぎてしまった。、スキーを担いで登っては滑るを繰り返している人が見えたので、その方向に向かっていったら通り過ぎてしまっていた。今回は昨年と違ってステップソールだったので、登り返すことにした。登り返す途中で、登る時に舎利坂の手前であった二人のテレマーカーが降りて来たので、登山道に乗る所を同じように通り過ぎてしまったものと思い声を掛けたのだが、登ってくる時も一箇所籔を越えて、ここを登ってきたというので、そのルートが気になり、二人についていった。
 籔の入り口には目印もあり、数m通り抜けると隣の雪渓に出た。その雪渓を平行に移動すると登山道に乗る事が出来た。登山道に戻ってからは、登りで通った東側の雪渓に出て、祓川神社の所まで滑り降りる事が出来た。祓川に戻ると、皮靴のパーティーも到着した所であった。荷物を車に積み、帰る支度をしていたら駐車場にガスがかかってきた。山頂で見た日本海から流れてきていた低い雲海が祓川まで到達したと思われた。車道もガスで視界が見えず、フォグランプを点け、慎重に下った。
 舎利坂でスライドした単独の登山者が、ガスで下山時道に迷わないか気になったが、翌日も遭難のニュースはなかったので、大丈夫だったようだ。

 昨年の同じ時期と比べて残っている雪が多くて驚いた。しかも溝が少ない上に、フラットな快適斜面まであったことには予想外の事で嬉しかった。今季最後かと思っていたが、翌週も天気が良かったら、また滑りに行ってしまうかもしれない。

 吹浦、鉾立方面を滑った帰りに寄った霊峰と同じく、史跡鳥海山として追加指定されるよう答申された木境神社に帰りに立ち寄った。祓川に行く時にいつもその前を通り過ぎていたが、立ち寄ったことはなかった。
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 鳥海山信仰の中心を成していた矢島修験衆徒の活動拠点であったのが木境神社で、修行の時に寝泊まりしたり、鳥海山に登拝する人達のお世話をしていたという。今では五合目まで道路が通じ、日帰りも出来る山となったが、その当時に頂上に登るという事は修行であったというのだから、かなりの厳しさであったとは思われる。
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 木境神社のすぐ近くに、鳥海山の道者道を開いたとされる、比良衛・多良衛の兄弟を祀っている開山神社があった。
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 開山神社とスギの巨木
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 木境神社と開山神社の周りにオダマキが群生していた。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
舎利坂で見かけた「単独の登山者」は自分のことだろうと思います。奇遇ですね。分かっていたら、話がしたかったと思います。下りでは何度か間違えましたが、GPSのお陰でなんとかことなきをえました。

普段は本荘山の会のページを作成しているのですが、今回は「単独」でしたので、拙ブログにしたものです。同じウェブリブログですね。こちらだと県立学校のサーバーでもフィルターを抜けられるので、08年08月から使っています。ほとんど更新はしませんが。

ともあれ、「東北の山〜鳥海山」さんはたいした体力ですね。脱帽です。私もスキーを持っていくべきでした。昨年も同じ14日に雨の中大雪路まで登ったのでしたが、こんなに雪があるなんて。

http://7ko-zan.at.webry.info/200906/article_2.html
こんたろう
2009/06/22 23:44
舎利坂でスライドしたのがこんたろうさんでしたか。
ガスが急に出て来たので、慌てて下ってしまいました。
GPSは雪渓でガスにまかれた時、特に威力を発揮しますね。
私も何度かGPSに救われたことがあります。
今年は雪が少なかったので板納めが早まると思ってましたが、
昨年以上に滑れました。
それも昨日今日の雨でさすがに終わりかなと思っています。
管理人
2009/06/23 00:47

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