東北の山〜鳥海山

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zoom RSS 稲倉岳山頂にて展望に恵まれ

<<   作成日時 : 2010/03/03 21:17   >>

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鳥海山 稲倉岳


2010/02/27 晴れ

除雪終点 10:52 → 稲倉神社分岐 11:54 → 稲倉岳山頂 13:51〜14:29 → 除雪終点 15:27

 先週、フォレスタ鳥海から七高山に登った後、雨の降る日が続いたので、雪が大分消えてしまっていたが、標高の高い所では雪が降ったのではという期待があった。一日晴れの予報の休日にも関わらず、午前中に短時間ではあるが、休日出勤で会社に出なくてはならず、もう一時間早く終えておれば、鳥越川ルートで新山を狙えたのだが、遅い時間となってしまったため、稲倉岳に向かった。車が駐車出来るか心配であったが、意外にも除雪終点には一台も車が止まっていなかった。
 登り開始地点では、先週と比べかなり雪が融けており、雪面には杉の枝などが落ちていた。シールの糊面にごみなどが付着するのを心配して、ステップソールの板を選んだ。歩行モードに切り替えのあるビンディングに慣れてしまっていて、普通のビンディングでは一歩目から歩きにくさを感じる。歩きだして間もなくすると、シール登行でも問題ない位に雪面が奇麗になった。いまさら板を履き替えるのも面倒なので、そのまま進む事にする。林道を歩いている時から稲倉岳の山頂が良く見えていた。七曲の下までステップソールで歩いてきたが、七曲のトラバースをする地点は北斜面で日が当らないため、まだ雪が固かった。またコース上に雪が消え地面が見えている箇所もあったので、板を脱いで壺足でトラバースした。
 トラバース後、今度は傾斜があるためステップソールでは厳しくなり、早くもシールを使用する事にした。シールが効いて登れるようになったが、ビンディングは歩行モードの切り替えが無いため、いつもより登り辛かった。七曲でも大分雪解けが進み、今まで通りにはショートカット出来なくなっていた。
 七曲を過ぎ、平らな地点では雪が幾らか緩んでいた。途中でシールを貼ったりした為、いつもより時間がかかって神社ルートの分岐に到着。一般ルートでは、森林限界を越えた付近で雪が消えブッシュが現れて見えた地点があった事や、樹林帯の中の方が雪も多く、また日が幾らか遮られるため、雪が緩み過ぎず登り易いだろうと考え、神社ルートへ進んだ。先週のものと思われるトレースがまだ残っていた。
 トレースを辿って進んでいる内に、いつものコースより東側を歩いていると思ったら、一般ルートの方に出てしまった。無木立のオープンバーンに出ても、思っていたほど雪は緩んでいなかった。気温が低かった事や、今は晴れているが、朝早くには上空の高い所に雲がかかっていて、日差しが弱かった為と思われた。
 雨で細かい凸凹が出来た硬い雪面は、シール登行がし易かったので、そのまま一般ルートで登る事にした。950mの台地では、もう笹薮が現れていたので、雪が繋がっている所を進む。
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 森林限界付近まで到着すると、鳥海山の山頂が見え始めてきた。問題のブッシュ帯に近づいてきた。想像していた以上に雪が硬いままで、さらに上ではシール登行が厳しくなるのではと思い始めてきた。スキークランポンの使用出来る、ステップソールで無いいつもの板にしとけば良かったと思っても遅かった。
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 なるべく緩い斜度のコース取りで登っていく。アイスバーンでスリップする所もあったが、大部分はシールが効いてくれた。登り開始の時間が遅かったので、幾らか雪が緩んでいたのが幸いした。下から見るとブッシュが一面に出ている感じであったが、その所に実際に行ってみると、雪が繋がっていて、板を脱がなくても通過できた。
 一度見えた鳥海山の山頂がまた見えなくなっていたが、稲倉岳の山頂に到着すると、再び目の前に出現した。アイゼンの助けを借りることなく、シールだけで登って来られた。先週、稲倉岳の山頂ではまだガスが晴れておらず見られなかった待望の光景が広がっていた。鳥越川ルートが一望出来るので、誰か登っていないか目を凝らしたが、トレースらしきものは見当たらなかった。
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 鳥越川ルートで一番の難所である千蛇谷へ登る急斜面をよく見ると、縦溝がくっきりと入っていた。先週には白一色であった康新道の尾根や、蟻の戸渡り、奈曽渓谷で岩肌が露出している事から、標高の高い所でも、残念ながら雨だったようだ。もし今日鳥越川ルートを登って来ていても、あの縦溝ではまともに滑られなかったであろう。
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 稲倉岳の広い平らな山頂は、日の光を浴び、壺足で歩くと埋まる位緩んできていたので、山頂で少し時間を過ごせば、今登って来た硬いバーンも幾らか緩むのではと思い、山頂でお昼の休憩を取った。風も弱く、登って来たばかりの時は丁度いい気候に感じられたが、じっとしているとやはり寒くなって来た。
 シールを剥がし、滑る準備をする。山頂の様子から西カールなら良さそうに思え向かってみたのだが、西カールと山頂の間にある斜面は笹やブッシュが出ており、雪も硬いままでしかも急であった。さらに西カールを遠くから見ても、縦溝がくっきりとしていたものだから、無理に西カールに向かう気にはなれず、一般ルートで下りる事に決めた。
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 眼下に広がる海を眺める余裕があったのは、滑り降りる前だけで、まだ硬い雪面を滑ると足に振動が響く。結局、まともに滑られるようになったのは、950mの台地からであった。ステップソールでも板が良く走ってくれたので、オープンバーンを滑った方が面白そうなので、そのまま一般ルートを滑り下りて行った。途中で、片方のストックの先に付けてあるパウダー用のバスケットを無くしている事に気付いた。樹のスレスレをすり抜けた際でも、枝等に引っ掛け、バスケットだけ抜けてしまったのだろう。
 バスケットの取れてしまったストックを突くと、かなり深くまで刺さってしまうので、帰りにスケーティングをする時に困ってしまったが、ステップソールに幾らか助けられた。下山しても車は一台しか止まっていなかったので、珍しく貸切だったようだ。                                
 稲倉岳から下山した後、先週と同じ場所からの鳥海山と稲倉岳の2ショット。先週と見比べると、雪が大分消えてしまっているのが良く分かる。
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内 容 ニックネーム/日時
還暦前にして頑張りがたたったのか・右膝内側靭帯疲労損傷で3/7-3/27休養よぎなくされ、3/28八甲田高田大岳おそるおそるいってきました。さて、いつも楽しみにしてます・・管理人さんの山行珠玉便りお休み?で、余計なお世話ですが・・・心配。。無事な知らせとおもってますが。また
.白神杜撰会
2010/03/29 22:53
>白神社撰会さん
お怪我は治られたのでしょうか?休養明けにいきなり八甲田高田大岳ですか
あそこを登って滑って来られたという事は、もう大丈夫のようですね
長らく更新していなかったので、ご心配をお掛けいたしました。
と黄砂ですっかり滑る意欲をなくしてましたが、先日の週末はでリセットされた斜面とに恵まれ満足の行く山行が出来ました。只今、レポを作成中ですので、少しお待ちください。
管理人
2010/03/30 20:09

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