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zoom RSS 鳥越川〜荒神ヶ岳ルート

<<   作成日時 : 2010/04/15 20:24   >>

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鳥海山 鳥越川ルート 荒神ヶ岳 新山


2010/04/10 晴れ

除雪終点 5:35 → 馬蹄形展望地 7:12 → 荒神ヶ岳尾根北斜面1680m 9:06 → 北壁基部 9:49

→ 1346m 9:58 → 荒神ヶ岳尾根 11:23 → 新山 12:11〜51 → 1186m 13:58 →

千蛇谷取りつき 15:00〜11 → 除雪終点 16:17


 雪が緩み山頂からの滑降が可能と思われる、予想気温が高くなる日を待って、鳥越川ルートに向かった。雪が緩む前に少しでも早く登り、気温が高くなって山頂付近の雪が緩むまで、面白そうな斜面を何本か滑る予定で、朝早くに登り始めた。
 いつもの除雪終点より、林道の雪が汚れているのでステップソールの板を履いて歩き始めた。たちまち板に茶色い雪が附着する。途中で雪が途切れ、2箇所で板を脱いで数m歩く箇所があった。

 鳥越川堰堤より見えた鳥海山の山頂には雲がかかっていた。
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 中島台のブナ林に上がるとまだたっぷりと雪が残っていた。朽木の近くには熊の足跡がくっきりと残っていた。
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 これから進む方向の反対の方向に足跡は向かっていたのだが、先に進むと、途中で向きを変えて戻ってきていて、同じ方向に進んだ足跡があり、周りを警戒しながら先に進む。今度からは熊鈴を忘れないようにしなくては。
 展望が開けるようになっても、まだ山頂は現れてはいなかった。
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 稲倉岳の南の上空に彩雲が見られていたのだが、写真では残念ながらはっきり写っていなかった。
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 雲の流れが速いのだが、山頂にかかっている雲はとれそうになかった。そのうちパラッと降ってくるはで、天気予報が外れたかなと、テンションも下がりペースダウンしてしまう。千蛇谷に近づく頃には、雲が低くなり、山頂部分は全く見えなくなっていた。このまま上に進んでみて山頂部が隠れているようなら、荒神ヶ岳の北斜面を滑り下りられるよう、千蛇谷には向かわずに荒神ヶ岳の尾根を目指す事にした。
 山頂部が晴れる気配がみられなかったので、稜線に上がりきる前に北斜面を滑り降りる事にする。ステップソールなのでそのまま滑ったのだが、新雪のたまっている所では板が滑らない。北壁の西側に新雪がつかず、ザラメ状の斜面が見えたので、少し登ってから一本滑り、北壁基部から北壁の様子を眺める。ガスがかかっていて上の方は見られなかった。
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 傾斜が緩くなりまた板が走らなかったので、ワックスを塗ってから滑り下りた。赤川源頭部の西側の台地を1346mまで滑りおりてから、またそのまま登り返した。登り返している間に、徐々に山頂にかかっていたガスがあがってきた。
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 再び荒神ヶ岳尾根に取りつき、傾斜が急になる前にシールを装着し、稜線を目指した。稜線から新山・荒神ヶ岳を見ると、山頂部のガスはとれていた。
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 御浜上空にだけ南から一筋の雲が流れていた。
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 荒神ヶ岳尾根より望む稲倉岳 日も差し始めてきていた。
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 尾根上を辿っていくと、板を履いたままでは進めなくなったので、千蛇谷側に巻いて山頂を目指す。千蛇谷を見下ろして
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 荒神ヶ岳の山頂に近付く頃、南側から再びガスが流れ始めてきていたが、外輪で遮られていた。荒神ヶ岳山頂の下を通過して間もなく、雪に埋もれた山頂神社が見えた。
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 山頂に登頂する頃、上空はガスに覆われてしまった。板をデポしてきていれば、ガスが濃くなって板を見つけられなくならないかと心配になり長い出来なかったかもしれないが、板を履いたまま登頂出来たので、ガスに覆われるようになってものんびりと休む事が出来た。ガスが晴れたりかかったりを繰り返す。七高山の岩氷が思いのほかまだ融けずについていたのは予想外であった。
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 ガスの切れ間から月山と朝日連峰が見られ、特に朝日連峰は太陽の光を浴びて輝いていた。
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 風を遮られる場所で休憩すると、寒さは感じられなかったのだが、先程までガスに覆われていたため、表面の柔らかい雪のみ緩み、中の硬い雪は殆ど緩んでいなかった。今日滑る計画をしていた北壁を見下ろそうとしたのだが、アイゼンを装着しないと危険を感じ下まで覗きこめなかった。
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 まだ時間が早いので、その時にすっきり晴れていれば緩む可能性もあり、もう暫く待ってみたのだが、ますますガスが濃くなり始めてきたので、北壁を諦めて下る事にする。外輪とのコルから千蛇谷へ下りるルートが一番安全ではあったが、荒神ヶ岳尾根の北斜面を滑りたかった。山頂部の岩と岩の間を滑っていくと、少し下がった所で視界が開けた。荒神ヶ岳から見下ろす笙ヶ岳〜稲倉岳〜中島台
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 荒神ヶ岳北斜面は弱冠硬かったが、なんとか滑り下りられそうだった。スピードをコントロールしながら安全重視で滑り降りる。ガスは山頂部にだけかかっていたようだ。
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 急斜面を過ぎてからの、荒神ヶ岳北斜面での一本は良かった。
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 千蛇谷取りつきの手前を登って来ている単独行の人が見えた。千蛇谷を通るルートでは来られない場所を滑ってみたく、いつものルートよりも東側のルートを滑り降りることにする。山頂のガスがとれそうになかったのだが、いつものルートに復帰後、振り返ってみると綺麗に晴れ渡っていた。辺りの雪もだいぶ緩んでいた。
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 下からは10人位のパーティーが登ってきているのが見えた。時計を見るとまだ山頂に戻って滑って来られる時間だった。ジャケットを脱いで登り返す。登って来た時よりも雪が緩みすぎていて、ステップソールの効きは悪くなっていた。途中で山スキーの2名とスライドする。先程のパーティーは途中で引き返したようだ。千蛇谷取りつきまで到着する頃には、また表面の雪のみ柔らかく、中の雪は硬かった。このまま山頂に登り返してもやっぱり北壁は無理そうであった。千蛇谷取りつきはステップソールのままでは大きくジグを切らないと登れそうになかったので、シールを貼ってまで登る気はなくなり、引き返す事に決めた。
 ワックスを塗ってから滑り始めたので、初めは良かったのだが、段々と板が滑らなくなった。鳥越川が分岐する辺りでは平らな所があるので、ワックスを我慢した。急な斜面だけ滑りを楽しみ、平坦地でもステップソールで歩くのは楽であったが。最後に山頂を振り返る。稲倉岳の影も長く伸びてきていた。
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 樹林帯に戻ると幾らか板が走るようになったので、倒木地帯を過ぎるまで我慢してからワックスを塗り直した。林道では雪融けが進んでおり、板を脱いで歩く箇所が朝より若干増えていた。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
鳥海の山隅々熟知して入ればこその山行記録ですね敬意表します5/2から(唐獅子小屋へお泊りの予定で)4/5まで鳥海山へおじゃまいたしますそこで管理人さんへナビお願いしたいのですが、今時期ですと、大清水小屋手前どのあたりまで車で入れるんでしょうか?還暦目前の二人ずれ(気力のみ体力なし)なので、5/2は唐獅子小屋までなんとか・・と考えております。そこをBCにあちこち徘徊しようと(結果はのみかも)。三泊四日の食材汁材重そうです。なにやら素敵なアドバイスありましたらよろしくおねがいいたしますm(。。)m
白神杜撰会
2010/04/26 11:52
>白神社撰会さん
G.W.中に鳥海山にいらっしゃるのですね。
その時期、百宅から大清水までの林道は除雪されていなくて、
自然に融けた所までしか車で入れないと聞いた事があります。
かなり手前から歩く事になると思われますので、一日目で
唐獅子小屋までは重装備では厳しいと思われます。
大清水小屋で一泊されて、翌日唐獅子小屋に泊まる予定では如何でしょうか。
また、唐獅子小屋に泊まられるのならば、猿倉口からが一番楽かと思います。
猿倉〜唐獅子小屋はスノーモービルの方達のメインルートとなってますので、
トレースはあると思います。
 ただ、猿倉口へ戻る場合、唐獅子小屋からでは水平移動が長くなるので、一度舎利坂方面に少し登ってから、下るようにするといいでしょう。
 大清水方面に戻る場合も、大清水小屋までは滑りを楽しめますが、そこから長い林道歩きも考慮しないといけません。
 今のところ天気予報も良さそうですので、大いに鳥海山を楽しんで下さい。
唐獅子小屋から近い外輪の東斜面にもいいバーンがありますよ
管理人
2010/04/26 21:44
早速のアドバイスありがとうございますm(・・)m祓川-七つ釜-七高山経験有ですが、百宅の登り大清水中継入るほど大変とは想像しておりませんでしたもう一度計画練り直さなくっちゃ笙が岳も北面も落ちてみようと考えていたんだが・・
白神杜撰会
2010/04/27 08:59
>白神杜撰会
G.W.中に百宅から入山した人の記録をネットで検索してみたのですが、見つからないですね。自然融雪ではその年によって場所が違ってきますので、実際に行ってみないと、どこまで車が入れるのか分からないですよね。由利本荘市の鳥海役場で教えて頂けるか分かりませんが、お尋ねしてみてはいかがでしょうか。
 ちなみに、百宅方面から法体ノ滝まではG.W.の時期には行けますが、そこから祓川に通じる道路もまだ開通していなかったと思います。
 笙ヶ岳に北面、一度に巡る計画だったとは、鳥海山フルコースですね
管理人
2010/04/28 06:59

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