東北の山〜鳥海山

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zoom RSS 祓川開通翌日 春スキーとは思えない雪!!

<<   作成日時 : 2010/04/26 22:43   >>

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鳥海山 祓川ルート


2010/04/24 曇り のち 晴れ

祓川 9:43 → 七ツ釜 10:22 → 舎利坂2211m撤退 11:32 → 七ツ釜避難小屋 12:30〜54

→ 七高山 14:27〜54 → 祓川 15:34


 23日に開通したばかりの祓川に向かった。早朝は雲の中に隠れていた鳥海山だったが、次第に天候は上がる予報で、徐々に晴れ間が広がって来た頃に祓川に到着する。祓川線には新雪が積もっており、善神沼まではわだちでは雪が融けて道路が見えていたが、善神沼より上はわだちの所も圧雪状態になっていた。スタッドレスをまだ履き替えていなくて良かった。
 祓川直前の雪の回廊は例年以上に高く感じた
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 祓川第一駐車場は20台位の車が停まっていた。県外ナンバーも多く見受けられた。駐車場のトイレも使用可能で水も出たのだが、登山口にある水場はまだ雪の中に埋まっていて使用出来なかった。準備をしているうちにガスが晴れ、先に登っている人が大勢見えた。駐車場にも雪があり、車の所から板を履いて出発する。ザラメなら最短ルートで向かうのだが、新雪が積もっているので、トレースを辿った方が楽である。七ツ釜の斜面が見える所まで登ってくると、山頂までよく見えるようになっていた。
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 白い衣をまとったダケカンバが青空に映えていた。G.W.直前にこのような光景が見られるとは。
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 寒気が残っているので、寒いと思って厚着をしてきたが、風がないので日差しが出るようになると暑かった。
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 七ツ釜を過ぎ、いつもの急斜面を通らないルートで進もうかとも思ったが、トレース通り進む事にした。大雪路を進んでいる頃、山頂には再びガスがかかり始めていた。氷の薬師の所で、ルート旗は終了していた。氷の薬師を過ぎ、舎利坂に向かう途中でまた青空が広がってきたので、ガスが晴れる事を期待しながら進んだ。
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 しかし、期待ははずれ次第にガスっていき、ホワイトアウト状態に。周りにいた人は全く見えなくなった。とりあえず上に向かう。氷の薬師より上部はパウダーが積もっていて、シール登行で直登する。舎利坂の標柱を見つける。山頂までもう少しのはずだったのだが、山頂付近では新雪が積もっている所が無く、アイスバーンがむき出しになっていた。スキークランポンを装着して、アイスバーンをクリアーすると再び新雪の積もった場所に出る。先行者のトレースがあったので、辿っていくと、新雪の行き止まりで、先行者はアイゼンに履き替え登ったようだった。
 スキークランポンでアイスバーンを登り続ける。次第に凸凹の大きいアイスバーンにスキークランポンの爪が効かなくなった直後、数m滑落。大事には至らなかったが、スキークランポンを過信してはいけないと猛省。
 アイスバーンになっていない所がないか探しながら舎利坂を横断したのだが、同じようにシール登行で登れる所まで登って来たテレマーカーの方からここで行き止まりのようだと教わり、ガスが晴れていたならばアイゼンに履き替えて登っても良かったのだが、ガスの中登っても意味がないので、スキークランポンとシールを外して、滑り降りる準備をした。
 準備中に上からガリガリという音がしたので見ると、山頂から降りてきたボーダーがアイスバーンの所を板をずらして高度を下げてきていた。
 滑る準備は整ったのだが、ホワイトアウトでは滑ることは出来ず、ガスが晴れるのを待った。晴れる気配は見られず、安全重視で滑りながら次第に高度を下げ、舎利坂の下まで降りる。
 舎利坂下からは滑っていく方向が分からず、再び待機。登ってくる人達が見えたので、その方向に滑り下りると、先程舎利坂上部であったテレマーカーとボーダーが待機していた。
 一瞬ガスが晴れ、ルートが見えた瞬間を逃さず一斉に滑り始めた。やや重めではあったがオープンバーンでのパウダーランは気持ち良かった。 その後もガスっては待機、晴れては一気に滑るを繰り返して、要約氷の薬師まで辿りついた。
 氷の薬師からはガスが晴れなくてもルート旗を目印に滑り、七ツ釜避難小屋でランチタイムとする。七ツ釜まで下ってくるとガスから抜け視界が開けた。小屋の中は満員のようで、小屋の外にも大勢の人が休んでいた。少し長めに休憩して、今のうちにしっかりと食べて、この後の行動に備える事にした。
 休憩を終える頃、ガスが上がってきているように感じた。小屋前より祓川を見下ろして   
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 再びシールを貼って登り返した。氷の薬師の少し上位までガスは上がってきていて、青空も覗くようになってきた。
晴れるのを信じ、もくもくと登る。氷の薬師の所でプラティパスの水が無くなった。残りの水は、カップ麺に使用したサーモスのお湯の残りのみ、ここまで来て引き返す事は考えていなかった。
 舎利坂下部までくると再びガスの中に入ってしまった。GPSを頼りに先程引き返した地点を目指す。間もなく引き返した地点に到着する頃、上空が薄明るくなり、ガスが晴れる兆候が見え始めた。
 丁度、アイスバーンの所に着いた時にガスが晴れると、山頂はもう目と鼻の先であった。今季始めてアイゼンを装着して、山頂を目指した。数mアイスバーンを歩くと、再び新雪となり、しかも膝下まで埋まる位に深い。アイゼンよりもシール登行の方が楽だったが、山頂まですぐだったので、そのまま登り続けた。
 七高山山頂についた時は新山はガスで見えなかったが、徐々に部分的に見え始めてきて、遂に姿を現してくれた。
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 風は弱く、じっとしていてもやや寒いが、2月にはじっくり見られなかった七高山からの眺めを楽しむ。
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 山頂小屋はまだ雪に埋もれていた。舎利坂方面にガスがかかるようになってきた。視界があるうちに滑り下り事にする。スプリットボードのボーダーがすぐ下に見えた。アイスバーンの所だけ板をずらして高度を下げる。その先は、やや重めのパウダーが待っていた。2月の舎利坂よりずっといいコンディションで、今季一番に挙げていい位の滑りを楽しめた。氷の薬師を過ぎた大雪路の緩斜面でも板が走り、快適に飛ばして七ツ釜避難小屋へ到着。氷の薬師を過ぎた頃から振り返ると山頂には再びガスがかかっていた。
 七ツ釜避難小屋の西側の斜面はトレースだらけで滑りにくくなっていた。ワックスの出番なく、祓川まで板が走ってくれた。
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 最後に山頂を振り返って
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 帰る頃には道路は除雪されており、路面は乾いていた。除雪した雪が道路の脇に寄せられているので、車が通れる幅は狭くなっている上に、雪の回廊で例年より見通しが悪いので、対向車とのすれ違いには要注意であった。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
重ね重ねありがとうございます。アドバイス参考に祓川から入らせていただくことにしました。今日明日が雪だったら(希望的観測)管理人さんのトレ−スも消えているかもなどと胸高鳴り睡眠不足ぎみ食事だけでも10回×?g・?g下着は着たきりスズメでも体力不足もしかして、お会いできましたらラッキ−北面おちて1350あたりを東へトラバ−スすると祓川へぬけれるんでしょうか?鳥海初心者なもので長年のご苦労に感謝しながら
白神杜撰会
2010/04/28 09:40
>白神杜撰会さん
今日はせっかくのブルーラインの開通翌日というのに、
生憎の天候でです。笙ヶ岳狙ってたんですが...。 
下界では雨が降っていますが、山ではが積もってくれたらいいですね。
G.W.の連休には、鳥海山を離れ、私も遠征する予定ですので、
後で白神杜撰会さん方のご報告をお聞かせ下さい。
 北面〜祓川のルートは、地形が複雑なので、始めて通る場合分かり辛いと思います。私も年に一回通るか通らないかの頻度なので、未だに迷い、微かな記憶を辿って抜けられるという状況でして...
雪が少ないとプチ藪こぎする場合もありますが、今どうかは行ってみないと分からないですね。真っ直ぐトラバースは出来ませんので、多少の登り返しもあり、右に左にとグネグネしたルートです。上手くアドバイス出来なくてすみません。
滅多に人が通らないルートですので、トレースがあればいいのですが。
管理人
2010/04/29 10:20
5/2.3鳥海山女神ご機嫌ななめの台風青空で銀座の人出にもかかわらず七高山ならぬ七降参直下では、体感風速30〜35bでプチ滑落する人まで早々に唐獅子平小屋へ(シュカブラを選んで滑って正解)13:00着右手に熊?獅子?左手に狛犬が歓迎してくれ早速背中を軽くするべく14:00過ぎツボ足仙台からの若者一人その後、連れのスキ−ヤ−着・夜盛り上がれると思いき・や・もう一人の連れボ−ダ−と逸れたとの事、意を決した二人は祓川方向へ捜索出発(携帯No確認し見送る・無事祈らずにおられない)すっかりテンション下がって(鳥の屍骸が相当数散乱してたこともあり)音信も無いため18:00シュラフ入り23:00風きり音で目覚めTELするも繋がらず心配・空は満天どうやら気温も無事祈って5/36:00目覚めさらなる強風確認し相変わらずTEL繋がらず10:00小屋出発2000辺りまでハイクアップするも巨風やまずガスもでて5/4の天気期待できないため滝の小屋諦め一途祓川へ帰路15:00TEL繋がって三人無事を確認独立峰鳥海山の奥深さ雄大さにあらためて畏敬の念を感じさせられた山行でした

白神杜撰会
2010/05/04 08:32
>白神杜撰会さん
G.W.中の鳥海山は荒れ模様だったようですね。
自然には逆らえませんので、せっかく練り上げられたプラン
が実行されなかったのは残念でしたが、
無事の下山が何よりです。(仙台の三人組も)
G.W.明けでもまだまだ大丈夫ですよ
長い遠征から、本日無事帰ってきましたが、
4日間ともで、日焼け止めクリームを塗ったにも
かかわらず、サングラスの跡くっきりで恥ずかしいです。
管理人
2010/05/05 21:48

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