東北の山〜鳥海山

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zoom RSS 新雪の祓川 一面の雲海に感動!

<<   作成日時 : 2010/05/18 21:28   >>

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鳥海山 祓川〜七高山〜千蛇谷〜新山〜祓川


2010/05/15 曇り のち 晴れ

祓川 8:38 → 七ツ釜 9:19 → 七高山 10:25〜50 → 東斜面滑走 1778m 11:02 →

外輪稜線 12:01〜40 → 新山 12:50〜13:09 → 千蛇谷末端 13:30〜41 →

新山 14:39〜53 → 七高山 15:02〜19 → 祓川 15:35


 週末の二日間晴れの予報で、どのルートから登ろうか悩む。先週ガスで滑られなかった笙ヶ岳のリベンジも考えたのだが、鳥海ブルーラインが一時通行止めとなる程の降雪があったので、新雪狙いで矢島側から登る事にした。山頂に早く登れる祓川から登って、山頂付近の斜面で多く滑る事にした。
 駒の王子を過ぎた辺りから道路脇には除雪した跡が残っていた。祓川の駐車場に着くと半分程の車が止まっていた。山頂は見えなかったが、七ツ釜小屋の隣の急斜面を早くも登っている人が見られた。準備をしているうちにガスが下がってきて、七ツ釜も見えなくなってしまった。ステップソールではこの新雪は登れないので、ノーマル板を選択した。今の時期なら木道が出ている竜ヶ原湿原も新雪に覆われていた。
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 祓川からに決めたのは、翌日のコースの為の偵察をする目的もあった。次第に高度を上げて行くと、ガスが濃くなってきた。真っ白な新雪の積もった状態では雪面の状態が分からない為、このままガスが晴れなければ滑れるか心配になる。七ツ釜小屋を過ぎてからは、ルート旗を辿って登る。大雪路の始めの方では、一つ先のルート旗も見えない時もある位のホワイトアウトであった。ルート旗沿いに戻ってくれば心配ないので、行ける所まで進む。以前薄暗かったのだが、何か強い熱を浴びている感じになった。そこから間もなく歩くと、辺りが薄明るくなり、前方に薄らと山頂が見え始めた。
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 氷の薬師を通過する頃には、雲ひとつない青空と白い頂きが目に飛び込んできた。
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 振り返ると、一面の雲海が広がっていた。雲海の中にいたため、視界が悪かった事が分かった。
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 舎利坂にも新雪が積もっており、シール登行で楽に七高山に到着出来た。山頂から眺める360度の雲海に感動する。これほど見事な雲海はなかなか見られない。新山を眺める。稲倉岳も雲海の下に隠れていた。月山ならば雲海の上に浮かぶ頂きが見られるかと思ったが、見えなかった。
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 舎利坂側も一面の雲海である。
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 一人、早くも新山に渡っているボーダーが見えた。再び岩氷に覆われた外輪を辿り、分岐の所まで歩いた。虫穴岩と七高山
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 ボーダーに続いてスキーヤーが新山側に下って行ったのが見えた。こちらは、まっさらな東斜面を一番乗りする。 唐獅子平小屋の赤い屋根は見えず。視界のある所まで一本滑る事にする。
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 今の時期に新雪を滑られるなんてと、滑る前まではテンションが高かったのだが、いざ滑ってみると、板が走らない。期待が高かった分残念であった。新雪の積もっている所から下の、ちょっと黄砂で汚れた斜面まで下りると、反対に今度は板が滑る。新雪とのまだらの斜面で急ブレーキがかかり、大きくこける。それより下はザラメと変わり、もっと滑りたかったのだが、雲海の端までで終了。東斜面滑り終えて。
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 シールを貼り直し登り返す。再び新山への分岐の稜線に戻って来たのだが、雲海の位置は先程と殆ど変っていないようであった。東斜面を少し移動して滑ったとしても、先程の一本とそれ程変化は無いので、今シーズン一度も滑っていなかった千蛇谷を滑ってみようかと思い、分岐から下り最初に新山へと向かった。新山ドームには2本のシュプールが刻まれており、先程のボーダーとスキーヤーはもう外輪に戻ってきていたようだ。アイゼンなしでも下れる程、雪は緩んでいた。融けた岩氷の塊りが背後に落ちてびっくりする。急いでコルへと下りた。
コルより外輪の内側を眺める。
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 今頃の新山山頂は岩が大分露出しているのだが、今年は例年になく雪が多く残っていて、スキーを履いて山頂の岩の直下まで歩けた。山頂の西側にあるいつもの眺めのいい岩の上より御浜〜稲倉岳〜中島台〜七高山を覗くが、康新道を境に一面の雲海であった。笙ヶ岳のリベンジにもしこの日も向かっていたなら、また返り討ちにされていた所であった。
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 新山山頂に登ると、昨年紹介した新しい鳥海山の看板が、風の強い山頂で良く飛ばされないものだとは思うのだが、一冬越し、ニスや色が褪せてしまっていたのは残念であった。
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 いよいよ千蛇谷に向けて滑降を開始する。新山ドームを滑り、外輪と山頂小屋の間を滑り抜け、千蛇谷上部へと抜けた。のどの所まで来ると、予想はしていたが新雪に緩斜面で滑らない。ワックスを塗る。千蛇谷の末端が雲海で見えなかった。 
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 ワックスを塗ると幾らか滑るようになったが、のどを過ぎ、中間地点に来るとまた滑らなくなった。滑っても楽しくないのに無理して千蛇谷末端部まで行くのもどうかと思いながら、中間より下のさらに斜面が緩くなる所に来たら、信じられない事に板が良く滑るようになった。ノンストップで千蛇谷末端に辿り着いた。先程より雲海は引けており、七五三掛のすぐ下の台地が現れていた。だが、千蛇谷末端より急に切れ落ちている部分より下は底が見えず、本当に海の岸辺にいるような感覚であった。
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 再びシールを張り、登り返す準備をしていると、恐らく鳥海ブルーライン側から登って来られたと思われる3人のパーティーが見えた。厳冬期さながらの風景の千蛇谷を登り返す。
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 新雪に板が埋もれて歩き辛いので、自分のシュプールを辿った方が楽であった。滑ってくる際、緩斜面なので、左右小刻みに体重移動した程度で、殆どターンしていなかったので、殆ど真っ直ぐなシュプールであった。
 山頂小屋の近くを通って新山に登り返した。トイレや小屋の入口はまだ雪に埋まっていて、雪掻きをしないと利用出来ない状態であった。 
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 再び新山山頂西側の頂きより御浜〜中島台を望むと、八丁坂周辺が現れてきていた。新山山頂も雪が緩み、雲海がひいていたなら北壁を滑り降りたかったのだが、この状況ではとても無理であった。
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 外輪に登り返してから新山ドームを望む。
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 七高山に戻ると誰もいなかった。太陽の位置が朝と変わり、光る雲海が綺麗であった。この頃になると月山の山頂だけが雲海に浮かんで見えるようになっていた。
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 舎利坂側では大分雲海が引いていて、祓川ヒュッテは確認出来なかったが、視界はありそうであった。ただ、舎利坂はトレースだらけであったが...。 
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 舎利坂の一番荒れている南側を避けて北側を滑る。朝は新雪で柔らかかった斜面が、日中一旦融けて夕暮れに近いその頃には固くなり始めていた。シュプール痕で板が引っ掛かり、滑り辛かった。舎利坂の中腹よりトレースがまばらになると、快適に滑れるようになっていた。これから舎利坂を登って山頂に向かうパーティーも見られた。舎利坂を滑り降りてからも暫く真っ直ぐ滑り降り、七ツ釜小屋の付近で登りのコースに到着した。七ツ釜より下では急に滑らなくなり少し辛かったが、すっかり雲海が引け、見通しが良くなっていったのは良かった。
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