東北の山〜鳥海山

アクセスカウンタ

zoom RSS 二年振りの北壁滑走

<<   作成日時 : 2010/05/23 19:59   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

鳥海山 祓川〜七高山〜唐獅子平小屋〜新山〜北壁〜祓川


2010/05/16 高曇り のち 晴れ

祓川 8:30 → 七ツ釜避難小屋 9:16 → 七高山 10:30〜55 → 唐獅子平避難小屋 

11:05〜12:02 外輪稜線 13:02 → 新山 13:16〜14:01 →北壁基部 14:12 → 祓川 15:55


 この日は、遠くからでも鳥海山がくっきりと見えていた。祓川に向かう途中、逆さ鳥海の見られるポイントに立ち寄ると、朝日を浴びて輝く新雪をまとった鳥海山が水田に投影していた。
画像


 早朝から北壁にも強い太陽光が当たっていて、今日なら滑り降りる事が出来るのではと期待が高まる。
画像


 昨日とほぼ同じ時間に祓川に到着したのだが、第一駐車場はほぼ満車状態で、一番奥の方に数台停められるだけであった。昨日と違って、山頂まで良く見えていて、早い人は七ツ釜より先まで登っているのが見えた。中腹にも大勢の人が登っていた。
 逆さ鳥海を見ていた頃には、日差しが強かったのだが、上空には薄い雲が広がり、日差しが弱くなっていた。予定していたコース通りに下ってこられるならば、ステップソールを選択したかったのだが、この天候では微妙な所だったので、ノーマルの板にするかさんざん迷った末、ステップソールを選んだ。竜ヶ原湿原より望む山頂
画像


 昨日より幾らか固いが、シールはよく効いた。昨日辿ったルートを辿って氷の薬師を過ぎ、上空を見上げると太陽には内暈がかかっていた。舎利坂の下部に辿り着くと、数十名位の人が舎利坂を登っていた。舎利坂上部では、まだ雪が固いため、昨日の大勢の人が滑った跡のある所では、シールが効き辛くなっていた。何十人もの人が、舎利坂の上部で登るのに苦労していた。なるべく滑った跡のない斜面を選んで高度を上げてから、舎利坂南側に向かった。なんとかシールで登頂できた。七高山の山頂には既に大勢の人が到着していた。 
 雲海の広がっていた昨日とは全く異なる七高山からの眺め 今日は遠くまで良く見えていた。
画像


 月山と朝日連峰がくっきりと見えていた。
画像


 月山〜朝日連峰 飯豊連峰がその奥に見えていた気がしたのだが、高倍率で撮った写真を見ると、飯豊の白い稜線と思っていたのは雲のようだった。
画像


 舎利坂の上部でまだ雪が固かったので、予定していた北面は今日は無理と思えたため、昨日行けなかった唐獅子平避難小屋まで滑り降りる事にした。新山への分岐より昨日と同じ斜面を滑る。七高山に到着した頃から、内暈の下側に環水平アークが見えていたが、滑り始めようとしていた頃から、七色がよりはっきりと見えるようになっていた。環水平アークと月山
画像


 内暈と環水平アーク こんなにはっきりと環水平アークが見られたのは始めてであった。
画像


 昨日、新雪のバーンでは板が滑らずがっかりしたのだが、昨日一旦融けて締まった新雪は板が走った。唐獅子平避難小屋の先に、神室連峰が良く見えていた。
画像


 避難小屋まで到着し、山頂方面を見上げて
画像


 小屋の東側では雪が融けていた。小屋の入り口には吹きだまった雪が少し残っていた。小屋の外でも十分暖かかったので、中には入らず小屋の前で休憩をした。唐獅子と水平環アーク
画像


 お昼には少し早かったのだが、幾らか寒かった稜線でお昼にするよりも、暖かいここで休むことにした。お昼を食べていると、一人滑って来られた。G.W.の時と比べると大分雪が減ったそうで、G.W.の時は入口には吹きだまった雪がまだ多く残っていて、梯子を登って二階の窓から出入りされたと聞いた。ここに泊まられたのが5月2日と聞き、コメントを頂いている白神社撰会さんが泊まられたという日と同じだったので、そこで白神社撰会さんと一緒に登られた方と分かりびっくりである。その方と別れ、ステップソールのまま登り返すが、新雪の所ではシールを貼らないと登れなくなった。外輪まで戻ると大分稜線のエビの尻尾も緩んできていたので、新山に渡る事にした。アイゼンは要らなかった。
 新山山頂の西側の岩より北面を見下ろす。鳥越川ルートも上部ではまだまだ滑る位雪が残っていた。
画像


 先週ガスで滑られなかった笙ヶ岳にもシュプールが描かれていた。
画像


 北壁を見下ろすと既にシュプールが刻まれていた。下をよく見ると、小さな点にしか見えなかったが、北壁を滑り終えた人達が移動しているのが見えた。いつも北面から祓川に戻るルートよりもさらに下の方に移動していった。今年は例年より雪が多く残っていたし、ここ数日の降雪で、いつものルートで雪が繋がっているのではと期待していたが、上から見る限り怪しくなってきた。もしそのルートで藪が出ているようなら、登り返つもりでいたので、もう少し緩むのを待つ時間の余裕はなかった。
画像


 新山山頂に立ち寄り月山を遠望する。朝は見えていた朝日連峰は見えなくなっていた。
画像


 準備を整え北壁に滑りこむ 滑り始め部分はまだ少し硬かったので慎重に下る。
画像


 少し下ると少しだけ積もった新雪も緩んでいて滑り易くなった。見えているクラックは避けられたが、新雪にクラックが潜んでいる可能性もあった。直前に滑った人達がいたのが良かった。前の人達が滑った所を滑れば良かったので、クラックを気にせず滑りを楽しむ事が出来た。北壁途中から笙ヶ岳〜稲倉岳〜中島台
画像


 山頂を見上げて
画像


 北壁を滑り下りるまでは良かったのだが、降りてからは板が走らない上、暑くて辛かった。北壁を見上げて
画像


 祓川に戻るルートを探したのだが、雪がある時期ならば、地形を見ればだいたい思い出されると思うのだが、今回雪が少なくて、探すのに手間取ってしまった。ルートは分かったのだが、厚い藪に阻まれてしまった。ここを藪こぎして通過できたとしても、その先も雪が繋がっているという期待は薄いように思われた。いよいよ登り返すしかないかとも思ったが、直前に滑った人達がさらに下に滑っていってたのを見ていたので、どこに向かっているのか分からないので不安はあったのだが、あれから時間も経っているが引き返して来ていないのを見ると、どこかに出られるようであった。そのルートが駄目だったら、登り返す事にして、一旦引き返し、トレースを辿ってさらに下に滑りこんだ。
 トレースを辿って行くと、シールを貼り直したと思われる場所から斜面を登っていっていた。新雪なので、ステップソールの効きが悪かった。細かくジグを切りながら登って行くと、北側の展望が開け、男鹿半島や白神山地等が良く見えていた。
画像


 かなり下って来ていたように思えたので、祓川の第二駐車場辺りにでも出るのではと予想していたのだが、見覚えのある所に出て、祓川に戻れて助かった。最後に再び北壁が見えるようになった。
画像


 今回は、今年は雪が多く残っていて、さらに直前に降雪があったため、一箇所だけ板を脱いだだけで済んだが、川を横断する所もあり、スノーブリッジがない時期は楽には通過出来ないと予想されるので、翌週には通れなくなっているのではと思った。竜ヶ原湿原の逆さ鳥海
画像


 先日、雲海が晴れていたならば、遅めの時間に北壁を滑り降りていたかもしれなかったが、もし滑り降りていたら、トレースもなく登り返すしかなかっただろう。そうなれば、日没に近い頃になってやっと祓川に戻っていただろうと考えると、昨日滑り降りてなくて良かった。

月別リンク

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
二年振りの北壁滑走 東北の山〜鳥海山/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる