東北の山〜鳥海山

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zoom RSS 祓川開通後 七高山初登頂 

<<   作成日時 : 2011/05/08 13:09   >>

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鳥海山 祓川〜猿倉〜七高山〜祓川


2011/04/30 晴れ 後 曇り

祓川第2駐車場 6:55→ 猿倉口 7:07 → 七高山 10:24〜32 → 祓川第2駐車場 11:35

 G.W.前半の三連休の中で一番登頂の可能性が高い日であった。ただ、午後から崩れる予報の為、午前中が勝負と見て、早い時間に祓川に到着した。第2駐車場の半分位が車で埋まっていた。既に登っている人も見えた。青空が広がっていたが、山頂付近には雲がかかっていた。しかも第2駐車場では車が揺れる程のかなり強い風が吹いていた。駐車場に設営されているテントもバタバタと音と立てていた。この後晴れるという予報を信じ、出発することにした。それでもこの風が避けられるルートはないかと考えた。昨日滑った第2駐車場の北西斜面を下って北面を目指すという案も考えたのだが、強い風は北西方面から吹いていたのと、祓川に来る途中で見た鳥海山には、御浜〜外輪〜山頂にかけてガスに覆われていたので諦め、今年はまだ除雪されていない猿倉口側の除雪状況も気になっていた事もあり、風下の猿倉口に一旦滑り降りてから猿倉ルートで上を目指す事に決めた。今吹いている強い風も、雨が降る2時間位前から弱まるとの予報だったので、遠回りにはなるが、風が弱まる時刻に合わせて登頂するには好都合でもあった。猿倉口までは登り返しもあるので、ステップソールの板を選択した。スキークランポンが使えなくなるので、登頂のチャンスがあるならば恐らく必要になると考え、アイゼンもザックの一番底に入れた。
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 第2駐車場から山頂とは反対方向へと向かった。思っていた通り、少し下ると風の影響を受けなくなった。猿倉口までの道路を見下ろすと、見えている範囲では全然除雪されていなかった。鶯川に架かる橋を目がけてドロップした。まだ雪の残る橋を通過後、少し登り返しになる。ステップソールで難なく登り返し、振り返って第2駐車場方面を見る。
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 登り終えると下に猿倉口のいつもの斜面が見えた。例年ならここから登る人も結構いるのだが、今年は綺麗なままであった。
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 猿倉口に到着して道路を確認に行くと、猿倉口より下も除雪されていなかった。辺りにはスノーモービルのトラックと、2,3人のスキーのトレースしかなかった。猿倉ルートには例年にはない、祓川ルートに設営されているものとは異なる棒状の目印が設置されていた。雪上車の後ろに見えるはずの山頂は雲の中であった。
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 ステップソールでも歩ける位既に雪が緩んでいた。シール登行より時間はかかってしまうが、登頂時間を調整するため、のんびりとステップソールのまま登ることにした。棒状の目印は登り返しのないルートで設営されていたので、少し遠回りになるため、最短ルートで七ツ釜を目指した。風が弱いのでアウターを脱いだ。右手に鶯川を挟み、祓川のルートが見えてきた。七ツ釜小屋が見える所まで来ると風が強くなった。ルート棒と再び近くなる。山頂は相変わらず雲に覆われていた。七ツ釜の上のコース上には登っていると、降りてくる人達も見えた。
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 祓川ルートには合流せず、真っ直ぐ舎利坂を目指すことにした。後ろから荷台にスキー板を固定した2台のスノーモービルに追い抜かれた。スノーモービルはルート棒沿いに進み、七ツ釜小屋と同じ標高位の所で止まり、人とスキーを下ろしてまた戻って行った。今年は猿倉まで除雪が入っていないので、お客さんとスキーを運ぶ新しいサービスでも始めたのだろうかと考えてしまった。降りた人達はルート棒沿いに猿倉口まで下り、そこから除雪されていない道路沿いに下って行くのだろう。降りた人達は、一旦そこから上を目指すようだった。
 七ツ釜より上部ではステップソールが新雪の所しか効かなくなった。新雪を繋いで上を目指したが、途中で辛くなり、シール登行に切り替えた。舎利坂までもう少しという所でガスに突入した。新雪の所では全くのホワイトアウトだったろうが、ガリバーンの雪面がかろうじて分かった。舎利坂下部のハイマツも埋まっている為、自分の居る位置が分からなくなった。斜度が増してきたので、舎利坂に到達した事は分かった。このまま登っても滑られない事は分かっていたが、G.W.中に一度は頂上を踏んでおきたかったので、状況が改善するのを待つことにした。この頃には読み通り風が大分収まっていた。振り返ると下は見えていて、後から二人登ってきているのが見えた。暫く待つと、少し先のガリバーンが微かに見えてきた。とりあえず目標が見えると前に進めるので、進むことにした。新雪の所しかシールは効かないため、新雪を繋いで登って来たのだが、新雪はなくなった。ガスで周りの様子は分からず、GPSで確認すると、もう少しで頂上という所まで来ている事は分かった。シール登行は危険なため、アイゼンに履き替えた。アイゼンに履き替えて2,3分上がった所でエビの尻尾だらけの稜線に出た。稜線のどの位置に上がったのかも分からず、右手に進めば七高山山頂という事は間違いなかったので、右手に歩いて行くと、2,3分で山頂だった。 奇跡的にガスが晴れればと思っていたら、本当にガスが短い時間であったが晴れ、新山が見えたので、慌ててカメラを取り出して撮影した。約半月ぶりの七高山山頂に登頂(前回登頂の様子はこちら)であった。
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 ガスが晴れ新山が見えたのは本の僅かな時間だった。撮影中に再びガスに包まれた。
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 下側の舎利坂が見えていた。見えている間に下りたいので滑られる地点までアイゼンで下った。20m位下った辺りから新雪が繋がっていたので、板に履き替えた。 
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 ガリバーンを避け新雪を滑る。舎利坂より下部ではアイスバーンも緩んでいた。下りはノーマルルートで滑り降りていったら、前日にはなかった七ツ釜より上にもルート旗が設置されていた。湿り雪で板が滑らないため、猿倉には向かわず祓川に滑り降りることにした。七ツ釜より下では新雪ではブレーキがかかり、ザラメの部分がまだ滑った。第2駐車場に戻る頃にはすっかり曇っていた。
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 帰り支度をしていたら雨が落ちてきたので、丁度いいタイミングで登頂し、下山出来た。

動画編 猿倉ルート&山頂&舎利坂〜七ツ釜までの滑走

      フルスクリーンでご覧になりたい方は動画の画面右下のYouTubeのロゴマークをクリックして下さい↑

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
 こんばんは。

 やはり、山は天気次第ですよね。
3日に祓川を2本滑った時は天気が良かったので大勢のスキーヤー、
ボーダー、登山者がいて思い思いのルートを登っていましたが、

「もしも視界不良になったらどうするんだ?」

と思いました。私もGPSは持っていますが、素直にポール沿いを
行動しました。見えない怖さが身に染みているので…。
ファーマー佐藤
2011/05/08 22:06
おはようございます。
今年の鳥海山はG.W.前半はいまいちの天候でした。
G.W.後半は良かったようですね。
G.W.の祓川には毎年通って来られる常連さんが集まってくるようですので、
ルートをある程度外しても大丈夫な方もいるのでしょう。
この日はガスがかかっていたのは山頂付近のみでしたので、少し下れば視界があるので、ホワイトアウトでも心配してませんでした。
実は、ルート旗に沿って滑るよりも舎利坂を真っ直ぐ下ってから、七ツ釜辺りで
ルートに合流する方が滑りを楽しめるんですよ。ただし、雪のたっぷり残っている時季の話で、遅い時季は藪が出ていたりしますので、その時は素直に雪の繋がっているルートで戻ってきますが。
ファーマー佐藤さんも今後も祓川に来られるなら、楽しいルートを見つけられると
思います。
管理人
2011/05/09 07:17
 そうですね。常連も多いのでしょう。
祓川ルートもそうですが、猿倉ルートとか百宅ルート、鳥越川ルート等、
滑りたい斜面だらけです。鳥海山は本当に素晴らしい山です。

 ですが、真冬以外はほとんど行けないので、地元の山形県側専門みたい
になっています。正月に秋田県側から入ったことも何度かありますが、
滑りが楽しめたことは一度もありません。パーティで行った為に条件の良い
日を狙えなかったということもありますが、狙っても外れることも多いのが
真冬の鳥海山ですからね。(^^;

 ということで、来冬は秋田県側からも単独で速攻トライしてみたいと思います。
そのためにも、このサイトを参考にさせて頂きますよ。
ファーマー佐藤
2011/05/09 21:31
おはようございます。
厳冬期の鳥海山は、余程条件に恵まれないと厳しいですよね。
下ではラッセル、上ではアイスバーンと…。
私は、その時季は専ら稲倉岳で遊ぶ事にしています。
このブログが参考になれば幸いです。
管理人
2011/05/10 06:57

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