鳥海山 中島台レクリエーションの森〜鳥越川ルート 往復 2012/04/14 薄曇り 後 晴れ 中島台レクリエーションの森 9:00 → 倒木地帯 10:05 → 森林限界 10:25〜32 → 千蛇谷末端 12:18 → 新山 13:28〜14:20 → 中島台レクリエーションの森 16:00 翌日の好天が約束された山日和の日には、肘折から月山を往復(その時の様子はこちら)する予定であったので、前日のこの日は、軽く今季まだ山頂を踏んでいなかった稲倉岳でもと考えていたのだが、高曇りで日差しは弱かったものの、鳥海山山頂が良く見えていて、また風が無かった事から、やっぱり山頂を目指す事に…。 今年の4月から中島台レクリエーションの森には管理人さんが常駐され、残雪トレッキングを楽しめるようになっており、除雪もされていた。ここを出発点とすればいつもよりもアプローチが少し短くなり、コースタイムが幾らか短縮出来た。 赤川橋を経て出壺までピンクのテープが木の枝に目印としてつけられており、それを辿って始め進んだ。 尾瀬ヶ原で見た竜宮の出口(その時の様子はこちら)と同じように、川の流れが途中で消えて(地中を流れ)、再び出てくる所が出壺であるが、雪のない時季は柵が設けられていて、近くに寄ることは出来ないが、雪のある時季だけ近くに寄って撮影することが出来た。 出壺を過ぎてから台地に上がり、いつものブナ林に到着すると、林道から上がって来られていた二人の新しいトレースが見られた。雪が大分締まっており、前回までより楽に進む事ができた。爆弾低気圧が通過した時に倒れたと思われるブナが何本も見られた。 ブナ林を抜け、登りの時に稲倉岳東壁から山頂まで見えていたのは、今季初めてであった。 ブナ林にあったトレースの主は始め姿が見えなかったが、森林限界から千蛇谷までの中間地点位まで来た時に、千蛇谷末端の急斜面を登っていく二人を要約確認出来た。フィルムクラストが緩みかけている状態で、シール登行で登って来られたが、千蛇谷へ上がる急斜面から上部はまだ固い所があり、スキークランポンを装着。千蛇谷へ上がってからも固いままであったが、斜度がないので、一旦スキークランポンを外して登って行った。 山頂小屋までもう一登りという所で、二人に追いつくと、じgさん夫妻であった。二人は山頂小屋を目指して行かれたが、再びスキークランポンを装着し、いつもの外輪とのコルを通り新山ドームを目指した。スノーブリッジまでコルを真っ直ぐ進めば良かったのだが、途中でショートカット出来そうな感じだったので、斜めに新山ドームを目指して登っていったら、固い急斜面をトラバースする事になり、スキークランポンでは厳しくなった。平な所でスキーを脱いで、今季初めてアイゼンを履いて山頂に到着した。 遠くの山は霞んでいたものの展望はあったので、板と荷物をデポして山頂を歩き回り景色を眺めに向かった。新山からの外輪 撮影も済ませ一通り見終わった後デポ地点に戻り、風もないので展望のいい所でゆっくりお昼を食べていた所にじgさん夫妻が登って来られた。十分休憩出来たので、先に下山を開始する。固い新山ドームを滑り、コルを通って千蛇谷ののどまでは所々で固いバーンがあり、慎重に滑り降りてきたが、のどを過ぎてからは少し緩んだ雪面に、板が良く走った。 フラットな緩斜面の千蛇谷を気持ち良く滑り、千蛇谷末端に到着。千蛇谷を振り返る。 二人の姿はまだ見えなかった。千蛇谷末端から稲倉岳 前回ここで滑落しているので、恐る恐る雪の状態を確認しながらゆっくりと滑り始めたが、やや固いものの前回よりは大分緩んでいた。急斜面を滑り降りてからは、フィルムクラストが融けた大スロープが待っていた。稲倉岳を見ながらのロングクルージングが気持ち良かった。森林限界付近まで来ると、板は滑らなくなってしまった。振り返ると、千蛇谷下の急斜面を過ぎた所で、じgさん達を発見。二人でシュプールを描いていた。 ブナ林に戻り、ワックス休憩。倒木地帯までは良かったが、それ以降はあまり滑らなかった。出壺までは大きな登り返しはなかったが、出壺から赤川橋までのルートでなるべく登り返さないように戻ってきていたら、赤川に到着した時には橋の少し下流に出てしまった。橋まで赤川に沿って戻らなければならなかった。 橋を渡り、中島台レクリエーションの森に戻ると出発時にも声を掛けて頂いた管理人さんがおられたので、下山を報告。今季3度目の鳥越川ルートであったが、山頂を踏んで滑りも楽しめたのは、今季初めてであった。 下山後に眺めた鳥海山はまだ稜線の雪も消えずに残っていて、綺麗であった。 動画編 出壺〜稲倉岳東壁から山頂へのズーム〜山頂からのパノラマ〜千蛇谷から鳥越川源流付近までの滑走 ↓フルスクリーンでご覧になりたい方は左上のタイトルをクリックして下さい。 動画編 パート2 鳥越川源流付近から森林限界までの滑走〜森林限界から鳥越川ルートを振り返って 〜下山後に見えた鳥海山(鉾立〜御浜〜稲倉岳〜山頂) フルスクリーンでご覧になりたい方は右下のYouTubeのロゴマークをクリックして下さい↑ |
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