東北の山〜鳥海山

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zoom RSS G.W.直前の鳥越川ルート 北壁敗退&荒神ヶ岳腰北面滑走

<<   作成日時 : 2012/05/05 14:09   >>

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鳥海山 鳥越川ルート〜千蛇谷滑走〜北壁敗退〜荒神ヶ岳腰より北面滑走〜鳥越川ルート


2012/04/21 快晴

中島台レクリエーションの森 7:36 → 新山山頂 11:43〜12:44 → 千蛇谷末端 12:56〜13:11→

二度目の登頂 14:08 → (北壁敗退) → 15:35 → 中島台レクリエーションの森 16:45
 

 例年なら、G.W.直前に開通するブルーラインよりも一週間早く祓川線は開通していたのだが、昨年に引き続き、今年もブルーラインと同日の開通予定であった。いつもなら祓川線が開通しているこの時期は、下部の中島台周辺で雪が消え始めている鳥越川ルートを苦労して登るよりも、お手軽な祓川からアプローチしていたため、鳥越川ルートから登る事はなかったのだが、今年は例年よりも雪が多く残っていたので、まだまだ鳥越川ルートも十分楽しめたため、3週連続で鳥越川ルートへ。

 中島台レクリエーションの森からブナ林の台地までのルートも、先週歩いてみて分かってきたので、より良いルートを取れたが、雪融けは急速に進んでいるようで、自由なルート取りはこの週までと思えたが、ルートは限定されるかもしれないが、G.W.前半まで十分な積雪量は残っていると思われた。ブナの台地からは全く問題ない程の積雪量であった。順調にブナ林を抜けると、快晴の鳥海山北面を今季初めて拝む事が出来た。やはり白銀の鳥海山は青空をバックにすると良く映える。
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 森林限界を越えた所で、一人の先行者の姿が見えたが、真っ直ぐ北壁の方へ向かっているルートで進まれていった。さらに進んでいくと、荒神ヶ岳の尾根に向かって北面を登っている人が一人と、千蛇谷直下の急斜面を登っている人が一人確認出来た。
 千蛇谷直下まではシール登行で充分であったが、急斜面はスキークランポンを装着した。千蛇谷に上がり再びスキークランポンを外して先に進むと、千蛇谷の真ん中を歩いている先行者を見つけ、荒神ヶ岳の尾根上にも一人姿が見られた。
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 ボードを背負って千蛇谷を歩いていたスノーシューの先行者は、途中から夏道に沿って斜面をトラバース気味に登っていかれた。真っ直ぐ千蛇谷を進み、外輪とのコルに進む前に再びスキークランポンを装着してからはスノーブリッジまで忠実に進むと、シール登行で登頂出来たが、スキークランポンなしでは登れない程山頂部は固かった。
 風が強かったので、風を避けられる所に荷物をデポして山頂からの景色を眺めに向かおうとしていた所に、スノーシューの方が登頂された。中島台を俯瞰できるいつものピークに上がって撮影していたら、荒神ヶ岳の尾根を板を背負ってアイゼンで登って来られた人が登頂された。この日の空は澄んでいて、3週続けて見た山頂からの眺めでは、一番良かった。
 月山〜日本海海岸線〜笙ガ岳〜稲倉岳〜鳥越川ルート
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 先週、肘折から(その時の様子はこちら)と月山スキー場から(その時の様子はこちら)と二日続けて登って来た月山もクッキリ
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 朝日連峰(大朝日岳〜以東岳)と以東岳の奥に飯豊本山
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 アイゼンの方にこれから北壁を滑るのかと聞かれ、そのつもりで登って来たのではあったがこの状態では無理ですねと話した。朝から日差しは十分あったのだが、風が強かったため雪は緩みそうになかった。その後、アイゼンで北壁の下降部まで様子を見に行かれたが、引き返して来て千蛇谷を滑って行かれた。デポ地点に戻って昼食を摂っても雪は緩みそうになかったので、一旦千蛇谷を滑ってまた上がってくる事にした。新山ドームはまだ固かったが、山頂小屋を巻いて千蛇谷へ下ると、日も良く当たっていて風も穏やかだった千蛇谷のコンディションは申し分なかった。
 やや溝が目立つ所もあったが、一気に千蛇谷末端まで滑り降りた。千蛇谷の下を見ると、先程の人が、鳥越川に沿って気持ちよさそうにクルージングしていた。
 再びシールを貼り直し、千蛇谷を登り返そうとしていたら、荒神ヶ岳の尾根をこれから歩いて登って行かれる人が見えた。再びシール登行をしていると、千蛇谷を滑り下りてくる人が遠くに見えたのだが、お尻で滑り降りていたので、始めはソリと思っていたが、近くなると、先程山頂でお会いしたボードの方であった。スノーボードにしては短い板と思っていたが、ビンディングはついていなくて、代わりに手綱のように掴む紐がついている、スノーボードとは別の物であった。話には聞いていたが実物は初めて見た。頑張って背負ってきたのだが、本格的なバックカントリーには向いてなかったと言っていた。
 千蛇谷ののどまで登ると、単独の山スキーヤーが滑って来られた。北壁を登攀されてきたそうなので、これ幸いと状況を伺うと、大分緩んできているから滑られるのではと伺った。連れの方は、北壁を滑り降りていったとも聞いた。
これは、チャンス到来かと山頂に再び戻ったのだが、風は大分穏やかになっていたが、初めの頃より僅かに緩んだ程度であった。これでは無理なのではと思い、暫し熟考する。
 外輪から鎖場を下って来ていた2人が、また外輪に戻って行かれた。北壁を見下ろせる所に向かって下を良く見て見ると、
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 北壁の中間地点を滑り降りている人が見えた。ズームで見てみるとその方の他にもう一本トレースがついていた。
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 その方は北壁の基部までは下りずに、途中から鳥越川ルートにトラバースして戻っていかれた。タイムリミットが迫ってきており、これ以上緩むのを待っていられなかったので、引き返せる所まで様子を見ながら北壁に向かった。斜度が一番きつくなる上の所まで下りてきたが、表面が本の少し厚めの氷に覆われていて、エッジを立てるとぎりぎり効くが、一度エッジが外れたら止まれない状態であった。アイゼンに履き替えて雪が緩む所まで下ってから滑るか、引き返すか決断に迷ったが、引き返すことに決めた。スキークランポンをブーツを脱がずに装着し、やや平らな所まで慎重に戻って、再びシールを貼り直しスキークランポンを効かせて登り返した。外輪と新山ドームのコル
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 一本目は千蛇谷を真っ直ぐ下ったので、北壁滑走が叶わない時は、荒神ヶ岳の尾根から北面を滑る計画であった。荒神ヶ岳の肩の辺りでは、北壁上部と同じ状況であると思われたので、一旦千蛇谷を滑って、中間位から尾根に向かってトラバースして、荒神ヶ岳の腰?の辺りから北面を滑った。
 北面には既に滑り降りたトレースがつけられていた。荒神ヶ岳の腰の辺りでも上部は既に固くなり始めていたが、斜滑降を繰り返して高度を下げる事は可能であった。トレースから推察すると、この方達が滑られた時はもう少し緩んでいたようであった。滑り出しは固かったが、途中から徐々に良くなってきてからは十分楽しめた。徐々に溝が深くなってきたが、まだましな部類の溝であった。最後に山頂というより北壁を見上げる。  
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 写真の半分より少し上の辺りからトレースが確認出来たので、途中までアイゼンで下ったか、下から登られて滑られたのではと推測。
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 ブナ林の中の滑りは良くなかったが、先週よりは滑ってくれたのでワックスは塗らなかった。今回は真っ直ぐ赤川橋に到着。帰りが遅かったので、管理人さんに心配されてしまった。北壁滑走は叶わなかったが、千蛇谷や荒神ヶ岳腰からの北面滑走も十分楽しかった。

動画編 青空をバックに映える鳥海山北面〜山頂からの澄んだパノラマ〜月山ズーム〜朝日連峰・飯豊連峰
 へパン〜千蛇谷滑走〜鳥越川ルートをクルージングする人を俯瞰〜荒神ヶ岳腰から北面を滑走〜北面を振り返る

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