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zoom RSS G.W.三日目 吹浦口より千畳ヶ原と笙ガ岳

<<   作成日時 : 2012/05/12 21:11   >>

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鳥海山 吹浦口〜御浜〜伏拝岳下〜千畳ヶ原〜鳥海湖南岸〜笙ガ岳〜檜ノ沢〜岩峰〜吹浦口


2012/04/30 曇り

吹浦口 8:36 → 御浜 9:56 → 七五三掛下 10:30 → 文殊岳 11:12 → 伏拝岳下 11:28〜57 

→ 千畳ヶ原 12:09〜30 → 笙ガ岳 13:25〜36 → 檜ノ沢 13:48〜53 → 岩峰 14:45 

→ 吹浦口 15:05


 G.W.連休前半はいつも祓川から登って山頂周辺で滑っていたのだが、初日、二日目は例年通り祓川から登り、今年は三連休で休みが一日多かったので、三日目はブルーラインから登り、伏拝岳下から千畳ヶ原への斜面と、笙ガ岳から檜ノ沢へドロップを計画。
 ブルーラインは開通して暫く夜間通行止めのため、ゲートが開く時間がくるまで元滝伏流水を散策。駐車場に車を停めた頃に、先に来ていた人が駐車場に戻って来た所で、元滝伏流水は貸切であった。
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 元滝伏流水パノラマ
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 ミソサザイの甲高い鳴き声が滝の音にかき消される事なく響いていた。伏流水の上流にある元滝へ向かう道は、落石の危険があって通行止めになっているため、その姿を近くから見る事は叶わないが、まだ新緑が芽吹く前の今の時期、伏流水の散策路から、枝の隙間に元滝の一部だけ見る事が出来た。
 伏流水を後にし、ゲートの開門10分前にゲートに到着すると、既に10台位車が並んでいた。ゲートが開き、ブルーラインを登っていく途中、下部でも雪が多く残っていた。鉾立を過ぎ、県境口へ向かったのだが、既に路側帯は車が一杯で路駐している車もあったので、そこも通り過ぎて吹浦口へと向かった。
 吹浦口の路側帯はまだ余裕があった。隣に止めた車の人は、6歳の女の子連れの親子で3人ともテレマーク、しかも女の子は3ピンとテレマークの英才教育を実践されていた。話を伺うと小さいサイズのワイヤービンディングがないので、3ピンをつけているとの事。シールもあってシール登行もされるというから将来が楽しみなテレマーカーである。
 吹浦口から登るのは初めてであった。県境口と違って、雪に上がるには3m程の雪の壁を登らないといけなかったが、ステップが切られてあったので、特に問題はなかった。雪に上がってからもいきなり急斜面の登りとなるので、ステップソールにシールを装着して登り始めた。
 やがて県境口から登ってくるコースと合流し、真っ直ぐ伏拝岳を目指す為御浜に向かっていると、鉾立から登ってきている人達が見えた。
 県境口から登るのは、いつもG.W.が明けてからであったので、所々ブッシュが出てきていてルートが限られていたが、今回は雪もたっぷり残っており、ほぼ真っ直ぐ御浜に向かう事が出来た。御浜手前から山頂〜鳥海湖〜前鍋
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 御浜小屋を過ぎ、雪が消えて登山道が出ている御田ヶ原を稲倉岳側へ巻きながら進み、扇子森を登山道に沿って進むと、一箇所だけ雪が途切れていた。七五三掛下の休憩場所で鳥越川ルートを見下ろすと、7,8人位のパーティーが千蛇谷下の急斜面に取りつく所であった。七五三掛から千蛇谷に渡るルートははっきりとしていた。外輪コースは文殊岳までは雪が繋がっているようであったが、その一つ上にある、滑る予定の伏拝岳から千畳ヶ原の雪渓に繋がるルートがないか探しにいったのだが、残念ながら少し下らないと繋がっていないようであったので、文殊岳に向かった。文殊岳山頂から雪は消えた登山道を歩いて上を目指したが、そんなに歩くことなく再び雪に乗れた。
 千蛇谷を見下ろすと、多くの人が登っており、早くも滑り降りてくる人も見受けられた。伏拝岳へは再び急な登山道を登らなければならなかったので、そこで登行終了。湯ノ台から上がってこられた人と一緒になった。湯ノ台ルートでは車が例年より大分下までしか入れなかったと伺った。
 休憩後、いよいよ千畳ヶ原へと滑り込む。伏拝岳下から千畳ヶ原
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 薄曇りで日差しが弱かったので雪が固くないか心配していたが、快適ザラメバーン、先日、一昨日の外輪東斜面のように溝も目立たず、気持ち良く滑る事ができた。稜線で吹いていたやや強い風もなく、千畳ヶ原の真ん中でランチタイムを過ごし、シールは装着せず、ステップソールで鳥海湖に登り返し始めた頃に、千畳ヶ原に滑り下りてこれらた4人のパーティーとスライド。
 鳥海湖南岸から岩峰へトラバース気味に登り、岩峰から滑り降りて三峰の斜面はジグを切り登った。三峰から一峰までは山頂から東側で雪が繋がっていたので、雪庇に気を付けながら進むと直ぐであった。
 笙ガ岳二峰からの山頂〜月山森〜一峰
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 前日の新山山頂からや、この日伏拝岳下から見た笙ガ岳東斜面では唯一一峰と二峰の間にドロップ出来そうな所があると思っていたのだが、実際その場所に来てみると、その場所からしか見えない大きなクラックが出来ていて、ドロップポイントは見つけられなかった。今回は東斜面が目的ではなく、先日の月山(その時の様子はこちらこちら)からの帰りにクッキリと見えていた笙ガ岳南斜面が目的であった。田植えの時期には庄内地方から見える「種蒔き爺さん」の雪形がまだ今年は現れておらず、爺さんが現れる直ぐ上の斜面にも雪がたっぷりと残っていたのを見て、そこを滑りたいと思っていた。
 笙ガ岳の山頂を過ぎて、長坂道と檜ノ沢に間にある南斜面へと向かった。万助小屋の赤い屋根が小さく見えていた。斜面を覗きこむと長坂道の尾根からせり出した雪庇が気になったが、斜面には大きなクラックは無さそうであった。日差しが弱かった上に、風の通り道なので雪が十分緩んではいなかったため、慎重にドロップ。真っ直ぐ下りると500mの標高差を楽しめるのだが、雪の状態も余り良くなかったし、ブルーラインの夜間通行止めの時間も気になり、途中からトラバース気味下って檜ノ沢に滑り降りた。表層雪崩のデブリもあり、雪崩に警戒しながら、沢の左岸よりを進みながら檜ノ沢を登り返した。檜ノ沢から見上げる笙ガ岳東斜面
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 そのまま檜ノ沢を登り、鍋森と岩峰の間の急斜面を大きくジグを切りながら登り返した。雪も緩んでいてステップソールでも登り切る事が出来た。あとは吹浦口まで日本海に向かって滑り降りるだけである。雪が緩み過ぎていると滑らない緩斜面が多いのだが、日差しが弱かったせいか板の滑りもよかった。途中、県境口のルートと間違わないようにだけ気を付け、大平山荘が見える吹浦口へと滑り降りた。

 夜間通行止めになるまで時間があったので、途中で鉾立に寄った。鉾立駐車場の展望台もまだ雪に埋もれていた。雪が高く積もっている為、普段は良く見えない白糸の滝もばっちり見えていた。
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 鉾立からの山頂
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動画編 元滝伏流水〜元滝の一部〜文殊岳からの千蛇谷〜伏拝岳下からの千畳ヶ原と笙ガ岳〜千畳ヶ原へ滑走

↓フルスクリーンでご覧になりたい方は左上の題名をクリックして下さい


動画編 笙ガ岳南斜面滑走→檜ノ沢滑走〜檜ノ沢から見上げる笙ガ岳東斜面〜吹浦口滑走〜鉾立駐車場展望台からの白糸の滝と山頂

↓フルスクリーンでご覧になりたい方は左上の題名をクリックして下さい

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
いつもながらの勢力的なTRACE/REPORT今シーズンもたっぷり楽しませていただいたことに感謝感謝 八甲田もには克てず、その残量たるや・・・ とはいうものの、3〜4月の週末お天気に恵まれ高田・雛・そして、念願だった天狗沢滑走(滑落?)叶い満足満足のSEASONでした  ステップソール?情報不足で・・・還暦爺でも行動範囲拡がるらしいとか・・・実際履いてる方のアドヴァイスがほしいところです、お暇なときでけっこうです・・宜しくお願いいたします  結局お願いだった^^;;  それでは、また  
白神杜撰会
2012/05/15 22:00
鳥海山では山腹の積雪量は多いのですが、稜線上や例年早く雪が消える箇所では、雪融けが早かったですね。八甲田今シーズン訪れることは出来ませんでしたが、白神杜撰会さんのお勧めの天狗沢や雛岳滑ってみたいですね。
ステップソールは滑走面に凹凸があり、シールを装着しなくても登る事が出来ます。ただ、新雪やアイスバーンでは登れませんが、これからの時期のザラメではバッチリです。ちょっとした斜面を滑っては登り返したり、アップダウンのあるコースではシールの脱着の手間がかからないので、軽快に行動が出来ます。
1本ステップソールの板を持たれたら遊べると思いますよ。
管理人
2012/05/16 21:42
さっそく・ありがとうございます。それでも・・シールは持ち歩くんでしょうか?それと、重量はかなり軽くなるんでしょうか?お勧めのサイズ・メーカーなどありますか?(爺H176/W72)閲覧でまずいかな;; 5/19・20唐獅子泊まりで徘徊予定です 東北の山さんをさがせ  では^^  ありがとうございました
白神杜撰会
2012/05/18 12:59
白神杜撰会さん
土日は、鳥海でしたか。私は金曜日に代休がとれたので、三連休で遠出してきてました。昨日の深夜に帰宅し、それでも部分日食が見たくて早起きしたので、昨日は寝不足でした
 もし代休がとれていなかったら、日曜日に行われた七高山の山頂に記念碑を設置するボランティアに協力したかったのですが。ご覧になりましたか?
ステップソールですが、私の持っているメーカーでもう製造していませんので、後で調べて改めてお知らせします。
管理人
2012/05/22 06:59
ステップソールの板は数社のメーカーで出していて、それぞれウロコのパターンが異なります。お勧めはMADSHUS社のCROSS COUNTRYシリーズです。テレマークやクロスカントリーでの使用がメインと思われますが、山スキーで使用される場合は、一番ファットなAnnumしか選択はないのではないでしょうか。
それでも軽量な板の為剛性は強くありませんで、ハードな滑り方は出来ません。白神杜撰会さんでしたら、一番長い185cmの板が丁度良いと思われます。
ザラメの斜面でしたら或程度の斜度も登れますが、放射冷却の早朝に登り始める場合は、シールを使用した方が楽です。登っている内に緩んでくれば、後はシールレスで楽しめますよ。
管理人
2012/05/23 07:01
さっそくのアドヴァイスありがとうございますm( )m 今回の遠征の軌跡楽しみにしております。唐獅子の夜満天の星に恵まれ(埼玉から六名お泊り)獅子も天を仰いでおりました 翌朝一個連隊が掛け声しながら山頂目指してくることで記念碑のことを知りました まさかでお風呂いただき、お土産は松川もちでした(皆大好評)情報にそってさっそく調べ検討します、不明な点またご教示ください
白神杜撰会
2012/05/23 10:14
天の川も見られたのではないでしょうか
石柱の設置の様子、NHKで放送されてましたが、お天気に恵まれて条件は良かったようですが、引っ張っている人達大変そうでしたね。今度七高山に行った時は、その人達の事を思いながら拝見させてもらいます。
松皮もちは、鳥海町でないと売ってませんね。最近は森吉のバターもちが話題になっているようですが、品薄でなかなか手に入らないとか。食べられた事がありますか。ステップソール分かる範囲でお答えいたしますので、またご連絡下さい。
管理人
2012/05/25 06:55

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