虎毛山避難小屋崩壊

虎毛山 赤倉沢コース往復


2010/11/21 快晴

林道終点 10:15 → 赤倉沢の橋 10:32 → 夫婦桧 11:00 → 高松岳分岐 11:22 → 虎毛山山頂

11:55~12:55 → 高松岳分岐 13:21 → 赤倉沢の橋 13:45 → 林道終点 14:01


 先週、山行粗描の管理人さんと鳥海山で一緒になり(その時の様子はこちら)、新山山頂でいろいろ話をした中で、虎毛山の避難小屋が11月上旬に崩壊したと伺った。2010年の干支の山ということで、虎毛山には登りたかったのだが、虎毛山開山から80周年のキャンペーンも大体的に行われ、一躍注目を浴びて人が多く登るようになっていた虎毛山を敬遠していた。紅葉もすっかり終わってしまい、機を逸してしまったと思っていたのだが、小屋の様子を確認するという目的が出来、この時期なら静かな山行が出来ると思い向かった。
 2007年の6月に虎毛山に始めて訪れた時(その時の様子はこちら)の登り口から登り始める。前回と同じ丸木橋を渡ろうとしたら、何か様子がおかしかった。橋の先にある道は笹が生い茂り、人が歩いた跡がなく、二つの丸木に打ちつけられた板は朽ちていて、渡ろうとしたらすぐ割れてしまった。
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 直ぐ引き返し、以前に歩いた登山道の左手に新しく林道がまだ先に延びていたので、様子を見ながら奥に歩いていった。林道の水たまりに張った薄氷が、車が通って割れた形跡があった。100m程歩いても林道はまだまだ奥に続いている感じだったので、一旦車に戻り車で先に進んだ。途中で車が前から進んできたので退避所まで下がり、すれ違う時に道を尋ねると、登山口は奥にある事を教わった。赤倉沢には比較的新しい堰堤が設けられており、その時の作業道が今は新しい登山道となったようだ。やがて車で進める終点まで着くと、車を数台駐車出来るスペースがあった。前回より800m位奥まで車で進めた。登山道にも簡単な木道が設けられていて、以前より整備されていた。赤倉沢沿いの道はすっかり葉が落ち明るくなっていた。
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 赤倉沢に架かる橋を渡り、要約登りが始まる。夫婦桧に着く頃、休憩していた二人が歩き出していくのが見えた。
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 夫婦桧を過ぎ二人を追い越して先行する頃、ヒノキからブナの林に植生が変わり、葉が落ちて見晴らしの良くなった尾根を高度を稼いでいく。葉の落ちた枝の隙間から真っ白に輝く鳥海山を早くも見る事が出来た。
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 高松岳の分岐から稜線を歩くようになると、日陰に雪が残っていた。虎毛山への最後の登りで展望が広がってきた。振り返ると葉山~朝日連峰~月山
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 前日初滑りをしてきた鳥海山(その時の様子はこちら)が良く見えていた。
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 鳥海山のズーム
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 さらに先に進むと、同座をしている二人と出合った。今回の虎毛山で出会った人は4人のみであった。挨拶をして進むと避難小屋の屋根が見えてきた。少し離れた所から見ても小屋が大変な事になっているのが分かった。外壁が剥がれ、サッシの枠ごと外れガラスが飛散していた。
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 小屋の北東側はもっとひどい事になっていた。
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 避難小屋の入口側 立入禁止の小屋の中を覗くと物が散乱していた。小屋の近くで休憩していると、さっき同座をしていた二人の内の一人が登ってこられ、湿原の方へ歩いて行かれた。もう一人の姿は見えなかったので、下山されたようだ。
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 山頂のプレートが以前に来た時の青地に白文字のものから、新しいものに変わっていた。
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 山頂を過ぎ、木道を歩いて行くと栗駒山を始めとした北側の展望も良かった。先の人が湿原の奥から戻って来た。
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 栗駒山には2008年の6月14日の岩手・宮城内陸地震で発生した崩壊地がはっきりと見えていた。
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 2007年6月の時の虎毛山(その時の様子はこちら)から撮影した栗駒山が写っている写真を引っ張り出してきて見てみると、逆光だったのではっきりとは写っていなかったが、この時は崩壊地はなかった。
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 前回の撮影地の近くから今回撮影した氷った池塘と栗駒山
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 木道の一番奥まで歩いてから引き返し、木道の側のテーブルのある所で休憩する。この時期にしては暖かかったのだが、じっとしていると風が冷たい。こんな時小屋の有難さがしみじみと感じられた。小屋の外壁には大きな損傷があったが、見た所柱には大きなダメージはなかったようなので、なんとかこの冬、雪の重みに持ちこたえ倒壊だけは免れてくれて、雪が消えたら早く修復工事がされて、また利用出来るようになって欲しいものである。
 大分体が冷えてしまったので、休憩を終え下山にかかる。ずっと展望がよいままで、鳥海山の雄姿を拝みながら下った。高松岳への縦走路の先には高松岳の避難小屋が見えていた。
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 ブナ林で山頂で会った人を追い越して間もなく、ヒノキ林で登路で会った二人に追いついた。二人は高松岳の分岐で引き返されたとの事だった。赤倉沢まで降りる事には、日が射しこまなくなり肌寒く感じられる登山道を戻り、車まで戻った。車に乗り込み長い林道を引き返すと、山頂付近で同座をしていた人で直ぐ下山した人が、役内川と赤倉沢が合流する所の近くにある林道入り口の駐車場に止めていた車に丁度戻った所であった。林道の入り口には虎毛山の看板があり広い駐車スペースもあるためか、ここで車を停めてずっと林道を歩かれたようだ。
 下山後には一度訪れて見たいと思っていた秋の宮温泉郷の稲住温泉で汗を流した。武者小路実篤が疎開されていた事があるという閑静な温泉宿で、高倉沢を見下ろす高台に設けられた釜風呂、桶風呂の露天風呂は紅葉の時には眺めが良さそうであった。
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 動画編

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この記事へのコメント

2017年08月19日 05:26
Thanks for finally talking about >__R__ _k_R`_CR/EFu_u_O

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